W杯女子代表のキーマン、宮澤ひなたとは?活躍の原動力は○○への恩返し

7月20日(木)に開幕した⚽FIFA 女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド 2023

強豪が次々と敗退する中、ベスト8進出チームが出揃いました。この時点で優勝経験がある国は日本だけという波乱含みな展開です。

そして、これからはいよいよ負けたら敗退の戦いが始まります。

日本の次の対戦相手はスウェーデンで、準々決勝は8月11日(金)16:30 にキックオフです。

3試合が終わってすでに5得点を獲得した宮澤ひなた選手

これは2011年大会の澤穂希選手に並ぶ最多タイ記録です。

そこで今回は、今、注目度ナンバーワンの宮澤ひなた選手がどんな人物なのか調べてみました!

基本的なプロフィール

プロフィール

生年月日:1999年11月28日(23歳)
出身地: 神奈川県南足柄市
身長 :160cm
体重 :48kg
在籍チーム:マイナビ仙台レディース
ポジション:MF、FW
背番号 :9
利き足 :右足

3歳上のお兄さんがサッカーをやっていたことがきっかけで、本格的にサッカーを始めたそうです。

高校生の時にはサッカー日本女子代表のトレーニングキャンプに唯一の現役高校在学選手として召集されたり、若い頃からその実力は注目されていたようです。

そして、今回のワールドカップのなでしこジャパンのメンバー選出に繋がっていきます。

宮澤ひなた選手のゴール
  • ザンビア戦…先制点と3点目(2ゴール) 👑VISAプレイヤー・オブ・ザ・マッチ獲得
  • スペイン戦…先制点と3点目(2ゴール) 👑VISAプレイヤー・オブ・ザ・マッチ獲得
  • ノルウェー戦…3点目(1ゴール)    👑VISAプレイヤー・オブ・ザ・マッチ獲得

宮澤ひなた選手の強さの秘密とは?

①家族のサポー

悲願のフル代表入りを果たす中、そこには家族との特別な想いがあったと言います。宮澤選手は母子家庭で育っています。お母さんはパートを2つかけもちをして、女手一つで兄妹を育てられました。

Tomoちん
Tomoちん

決して裕福とは言えない環境の中でも、サッカーに打ち込む子供たちを支え続けたお母さんなのですね。

代表メンバー入りの発表を受けた記者会見の席で宮澤選手はこう語っています。

「発表で名前が呼ばれたと同時に、まずお母さんに電話して、2人で泣いて、いろんな感情がこみあげてきた瞬間でした。 パートを2つかけもちしていましたね。自分が小学校のときからずっとです。『スパイク欲しい、ボール欲しい』と小さい頃は無意識で言ってましたが、当時、お母さんはどんな気持ちだったのかなと、今振り返れば思います。」

そして母・貴代さんは「『遠征にはお金は出せない』と言ったことが1回あって『ごめんね』って言ったことあります。母子家庭だから(サッカーを)させられなくなるとか、それは自分の中で許せなかったですね。」

FNNプライムオンライン

と、そう当時を振り返っています。

Tomoちん
Tomoちん

アニメ「アオアシ」の主人公が上京する電車の中で、母親の想いに触れて号泣するシーンが彷彿させられます。
アニメでも、現実の世界でも、『母親の愛情』はいつだって深いものですね。宮澤選手が日本代表選手に選ばれた時、家族みんなで掴んだ夢だったのでしょう。

②スピードマイスターと言われるほどの俊足さ

50m走6秒8のスプリント力が最大の武器である宮澤選手。快速を活かしてあっという間に抜け出し、冷静にゴールを決める姿は何度見ても快感ですね!見ている側としてはいとも簡単にゴールを決めているようにさえ見えてしまうほどです。

本人も「スピードは誰にも負けたくないというのはあります。 スピードを生かしたドリブルだったり、裏への抜けだしというところは強みというか、自信があります!」と語っています。

お兄さんの影響で幼稚園の頃からサッカーを始めた宮澤選手。相当な練習量と本人の努力によりサッカーが上手くなったことはもちろんですが、お兄さんもサッカー選手というところを見ると、運動神経のセンスや足の速さは天性のものかもしれませんね。

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まとめ

これまで見てきた通り、宮澤ひなた選手の活躍の陰には常に温かく見守ってくれた「家族」の存在なくしては語れません。

一番近くで応援してくれている家族の声援を力に変え、プレーしていることでしょう。

準々決勝、準決勝、決勝と勝ち進み、12年振りにワールドカップで優勝して欲しいです。

皆さん、ぜひ一緒に応援しましょう!