2024年7月26日〜8月11日までの17日間、フランスのパリで開催されるパリオリンピック競技大会🇫🇷。
東京オリンピックからもう3年経つのですね…。
今回のパリオリンピックでも多くの日本人選手の活躍とメダル獲得を期待してしまいますね!
パリ大会唯一の新競技として注目されているダンススポーツ競技「ブレイキン」。
そのブレイキン日本代表の半井重幸(なからいしげゆき)選手は金メダルに近いと言われている選手の1人です。
見るものを圧倒するパフォーマンス、センス、ダンススキルは、弱冠22歳にして既に数々の大舞台で輝かしい成果を収めています。
そんな半井重幸さんのInstagramを覗いてみると、愛車はベンツ!?!?
失礼ながらメジャーリーガーやプレミアクラブのサッカー選手などの一流選手ともなれば、それ相当に収入を得るのだろうなと想像がつくのですが、ブレイキングでも成功すればお金を稼ぐことが出来るのか気になります!
そこで、今回は半井重幸選手の「年収」という側面にスポットライトを当てて、彼の活躍を支える様々な要素を探っていきたいと思います。
ブレイクダンスの国内外での賞金獲得、著名企業とのスポンサー契約の収入源は、一体いくらあるのでしょうか。
また、パリオリンピックでメダルを獲得した後には、どれほどの年収となるのかも推測してみました。
ブレイクダンサーの平均年収は?
プロのダンサーとして収入を得ていく方法は、いくつかの方法があります。
- ダンス大会での賞金
- アーティストのバックダンサー
- ダンススクールのインストラクターや経営
- 振付師
- ショーなどのパフォーマンス
ダンス大会の賞金は日本国内であれば、5〜10万円、大きな大会で100万円ほどなので、競技として、ダンス1本だけで生計を立てていくのは大変そうですね。
一方、海外では優勝賞金が100円以上、中には1000万円を超える大会もあるそうですが、その分、遠征費や宿泊費などの費用も嵩みますし、世界の大舞台で勝ち進んで優勝することは至難の業と言えそうです。
また、アーティストのバックダンサーは、そのアーティストがどれだけ人気で、コンサートにどれくらいの動員力があるかによってもかなり変化がありそうです。
リハーサルは1日1万円
コンサート1日は3万円
相場の平均は1日6千〜1万円
出演できるコンサートはその月、その年で流動的ですし、年収として考えると不安定です。
推定年収は300〜500万円程度でしょうか。
ダンスのみで稼いでいくことはとても難しく、ダンスに関わること、例えばインストラクターなどと、かけもちしている方が多いようです。
しかし、半井重幸選手のように
- 国内外の大会で結果を残す
- 企業に所属する
- 有名になり影響力が出る
- 複数のスポンサー企業がつく
- CMや広告に起用される
このように活躍の場をどんどん広げることで、夢のような年収を稼ぐことのできるダンサーになることもあるようですね!
パリオリンピックでは新種目として競技にも入り、ますます「ブレイキン」に注目が集まりそうです!
半井重幸の年収はいくら?
半井重幸(なからいしげゆき)さんは、日本を代表するブレイクダンサーであり、数々の国内外の大会で優勝を飾ってきました。
彼のダンススキルとパフォーマンス力は世界的に高く評価されており、注目を集めています。
半井重幸さんの年収は、「ブレイクダンスの大会(国内・海外)での獲得賞金」と「スポンサー契約料」が主な収入源となると予想されます。
現在の年収について正確な情報はありませんでしたが、半井重幸さんの収入を推測してみました。
①ダンス大会での獲得賞金
ブレイクダンスの大会での優勝賞金は国内大会だと10万~100万円、世界大会でも100万円以上の大会が多いようです。
半井重幸さんが2023年に出場したダンス大会と獲得賞金を調べてみましたが、このうち、獲得賞金額が分かったのは3大会だけでした。
大会名 | 成績 | 獲得賞金 |
---|---|---|
JDSF第4回全日本ブレイキン選手権 | 優勝 | 50万円 |
WDSF 国際競技大会 Breaking for gold World Series in Kitakyusyu(日本) | 3位 (銅メダル) | 不明 |
SBI Neo festival NEXUM 2023 | 優勝 | 300万円 |
WDSF 国際競技大会 Breaking for gold World Series in Rio de Janeiro(ブラジル) | 3位 (銅メダル) | 不明 |
FISE World/WDSF 国際競技大会 Breaking for gold World Series in Marseille(フランス) | 3位 (銅メダル) | 不明 |
WDSF世界ブレイキン選手権(ベルギー) | 3位 (銅メダル) | 約51万円 |
WDSF 国際競技大会 Breaking for gold World Series in PORTO(ポルトガル) | 優勝 (金メダル) | 不明 |
杭州アジア大会/WDSF ASIAN GAMES(中国) | 優勝 (金メダル) | 不明 |
下記のInstagramは「WDSF世界ブレイキン選手権(@ベルギー)」にて銅メダルを獲った時の表彰台の様子です。
この大会での賞金金額は以下の通りです。
- 1位(金)…$12,000
- 2位(銀)…$8,000
- 3位(銅)…$3,500
3位の賞金は3500ドルです。
大会が開催された9月のレートである$1=146.67円(2023年9月22日)で計算すると、半井重幸選手が獲得した賞金は513,345円です。
優勝者は$12000、日本円にすると1,760,040円なので、優勝するのと3位では金額に3倍以上の格差があるようです。
世界中のダンスの猛者たちが集まる大会で、3位で約50万円の賞金金額は、ちょっと夢がないような…
350万~1000万円前後(推測)
2023年に半井重幸さんがブレイクダンスの大会で獲得した賞金は350万円~1000万円前後ではないかと予想されます。
②スポンサー契約料
2017年、半井重幸選手は中学卒業と同時にカシオ計算機株式会社とスポンサー契約を結んでおり、その他にも複数のスポンサーと契約しています。
スポンサー契約料は知名度や実績によって変動するため、正確な金額は分かりませんが、一定の収入が、しかも安定的にあると考えられます。
彼の才能や魅力に惹かれた企業が、彼をサポートするために協力しています。
その数は11社!
しかも、多種多様の分野・業界に関連する企業との契約を結んでおり、いかに半井重幸選手が注目株であるか分かりますね!
半井重幸さんがスポンサー契約しているのは、以下の通りです。
G-SHOCK
Red Bull
Xperia
Nike
KOSE
Mercedes-Benz Japan
VisaJP
JBL JAPAN
GQ JAPAN
AJINOMOTO x SPORTS
UHA味覚糖
多くの一流企業が商品のプロモーションに半井重幸選手を起用しています。
半井重幸選手は爽やかな笑顔にそのルックス、そして鍛えられた肉体美で女性の人気も高まりそうです。
オリンピック前だけでこれだけの企業が半井重幸選手をサポートしているので、オリンピックでメダルを獲った日にはスポンサーはもっともっと増えそうですね!
名実ともに半井重幸選手の知名度が上がれば、スポンサーが増えることも予想されるので、半井重幸選手の報酬も爆上がりするのではないでしょうか!
半井重幸のスポンサー契約料はいくら?
では、11社とのスポンサー契約をしている半井重幸選手の契約料は一体いくらになるのでしょうか。
めちゃめちゃ気になるところです!
しかし、当然ながら…半井重幸選手と各企業のスポンサー契約の詳しい内容についての情報は企業秘密のため、分かりませんでした。
そこで、一般的なスポーツ選手のスポンサー契約について調べてみました。
規模の大きくないスポーツであればスポンサーになるための費用は数万円~でも見つかります。日本代表のスポンサーになることも数十万円から可能です。
INITIAL
「ブレイキン」は、知名度としてはまだまだ低く、発展途上の段にあり、半井重幸選手のメディアへの出演もそれほど多いわけではありません。
そこで、半井重幸さんのスポンサー契約料は1社につき、数十万円〜ではないかと予想しました。
1社当たり、数十万円~300万円(推定)
半井重幸選手とスポンサー契約を結ぶ企業が多いのは、パリオリンピックで活躍することを見込んでいるのでしょう。
③所属契約料
半井重幸選手は第一生命と所属契約を結んでいます。
所属契約の企業が大会にかかる費用なども賄ってくれるため、選手は競技に専念できるというメリットがあります。
オリンピックでメダルを獲得した場合、第一生命からも報奨金が支払われると思います!
④メディア出演や広告収入
半井重幸選手は パリオリンピックに向けてメディアへの露出が増えています。
メディア出演や広告収入も年収に影響する要素となるでしょう。
特に パリオリンピックに向けては世間の更なる注目や関心が集まるため、出演料や各企業との契約によって大きな収入が期待されるのではないでしょうか。
①ダンス大会での獲得賞金
②スポンサー契約料
③所属契約料
④メディア出演や広告収入
以上を総合的に鑑みると約5000万円以上はあるのではないでしょうか!
半井重幸のリッチぶりを紹介!
愛車はベンツ
黒いベンツGLB以外にも、黄色や白の車もInstagramでは登場しています。
一体、何台のベンツを所有しているのでしょう…。
大きなガレージ付きのお洒落な自宅
シゲキックスさんの出身は大阪府大阪狭山市です。
Instagramにて、複数回登場しているのがこちらのガレージです。
登場回数が多いので、こちらは自宅の可能性が高そうです。
自宅のキッチンでご飯を作る動画を上げていました。
キッチンの証明やアロマキャンドルなどシンプルながらも洗練されている雰囲気の自宅を想像出来ますね!
本当に22歳の男子でしょうか?
ローラさんのモーニングルーティンを見ているような錯覚を覚えます。
ファーストクラスで世界を移動
ダンス大会など世界中を飛び回っている半井重幸選手。
移動は優雅にファーストクラスのようです!
長時間の移動は体に負担ですし、ファーストクラスでれば機内で過ごす時間もストレスなく過ごせそうですね。
パリオリンピック後の影響力は
半井重幸選手は、2024年のパリオリンピックでの活躍が期待されています。
「ブレイキン」の競技で日本代表に選ばれたことは、日本のブレイクダンス界にとっても大きな喜びであり、半井重幸選手自身のキャリアにとっても重要な節目となりそうです。
パリオリンピックでのメダル獲得を目指して
2018年のブエノスアイレスユースオリンピックで銅メダルを獲得するなど、これまでの実績からも将来の成功が期待されています。
以前のインタビューでは以下のように語っており、パリに向けてメダル獲得への意気込みが感じられます。
- 「パリオリンピックに向けてもっと成長していきたい」
- 「負けることで学ぶものがめちゃくちゃあると感じている」
パリオリンピックでの活躍がブレイキン普及促進になる
ブレイキンが2024年のパリオリンピックで正式競技となったことは、ブレイクダンス界にとっても大きな意義を持っています。
半井重幸選手が活躍することで、ブレイキンの競技自体の普及が進み、多くの若者たちがブレイキンに興味を持つきっかけとなるでしょう。
前回の東京オリンピックではスケートボードに若者を中心に注目が集まりましたね!
ファンやスポンサーからの注目度UP
パリオリンピックを控えた半井重幸選手には、多くのファンやスポンサーからその活躍を期待されています。
既に彼の実力や才能は注目されていますが、その成果が金メダルという形で結実されることを願っています。
【現在】
①ダンス大会での獲得賞金
②スポンサー契約料
③所属契約料
④メディア出演や広告収入
【オリンピック後】
②スポンサー契約料
④メディア出演や広告収入
上記の収入が増えると見込まれます。
約1億円は超えるのではないでしょうか!?
半井重幸の経歴について
半井重幸(Shigekix)のプロフィール
半井重幸選手(愛称:Shigekix)は7歳からブレイクダンスを始め、11歳の時にブレイクダンス世界大会で初優勝を飾っています。
杭州アジア大会で金メダルを獲得し、この競技の日本代表内定第1号となった選手で、体の動きを一時静止するフリーズを武器にしています。
2020年、権威ある世界大会のRed Bull BC One world finalで歴代最年少優勝を達成。
2024年1月現在、ブレイクダンス世界大会の優勝回数はなんと47回です!
Profile | |
---|---|
愛称 | Shigekix(シゲキックス) |
出身地 | 大阪府大阪狭山市 |
居住地(拠点) | 日本 |
誕生日 | 2002年3月11日(22歳) |
身長 | 166 cm |
体重 | 56 kg |
スポーツ | |
競技 | ブレイクダンス |
クラブ | TEAM G-SHOCK |
チーム | Redbull BC One All Stars |
成績・タイトル | |
世界選手権 | 2018年世界ユースブレイキン選手権 男子ブレイキン:優勝 Red Bull BC One 2020 男子ブレイキン:優勝 The World Games 2022 男子ブレイキン:銅 2022ブレイキン世界選手権 男子ブレイキン:銀 2023 WDSFブレイキン世界選手権 男子ブレイキン:銅 2023 ASIAN GAMES(杭州アジア大会) 男子ブレイキン:金 |
国内大会 | JDSF第2回全日本ブレイキン選手権 男子ブレイキン:優勝 JDSF第3回全日本ブレイキン選手権 男子ブレイキン:優勝 マイナビJDSFブレイキンジャパンオープン2022 男子ブレイキン:優勝 JDSF第4回全日本ブレイキン選手権 男子ブレイキン:優勝 |
オリンピック | 2018年ブエノスアイレス(ユース) 男子ブレイキン:銅 |
ブレイキンって何?
では、一体「ブレイキン」とはどんなスポーツなのでしょうか。
ブレイキンってなに?
「ブレイキン」とはダンススポーツの一種で、日本ではブレイクダンスという名で知られています。
特徴は、音楽担当のDJと司会進行のMCがいて、基本的に1対1(2対2)、もしくは大人数のチーム同士が向き合いながらダンスバトルを行います。
ブレイクダンスは、曲の間奏(ブレイク)に合わせて独自のステップやアクロバティックな技を披露することが特徴で、ダンスには即興性も求められます。
2018年のブエノスアイレスユースオリンピック(アルゼンチン)で初めて、ダンススポーツ競技種目として正式採用されました。
パリオリンピックでのルールや採点基準は?
ブレイキンの主な要素は4つあります。
- 立った状態でステップと上半身を組み合わせた「トップロック」
- しゃがんだ状態で手をつきながら足さばきやステップをする「フットワーク」
- 高速スピンなどのアクロバティックな動きをする「パワームーブ」
- 一連の激しい動きを止めて体を固める「フリーズ」
半井重幸選手は「フリーズ」を得意としています!
これらの技を即興的にアレンジしながら、オリジナリティをいかに出せるかが重要となります。
・パリオリンピックの試合は1対1のバトル形式
・DJが流す音楽に合わせて踊る
・音楽はDJが選ぶため、競技者はバトルの場で初めて曲を聞く(完全即興)
・バトルは交互に最大1分間のパフォーマンス✕3ラウンド
・同じ曲で交互に踊る
・「技術性」「多様性」「完成度」「独創性」「音楽性」の5つの基準に基づいて採点
・「Bボーイ」「Bガール」と呼ばれる男女16人ずつで争う
ブレイキンの歴史〜日本での先駆者は風見しんご〜
ブレイキンの始まりは、1970年代初めのアメリカ・ニューヨークのサウスブロンクス地区における縄張り争いとされています。
当時のサウスブロンクス地区では、不良グループ同士の抗争が激しく暴力事件が多発していました。
そんな中、当時のDJだったギャングのボスが「暴力ではなく音楽で勝負する」と提唱したことがきっかけで「向き合って踊るバトル」という形式が生まれました。
1883年にマイケルジャクソンさんが初披露した「ムーンウォーク」(ブレイクダンスではバックスライドと呼ばれる)も有名ですね!
日本にブレイキンを広めた先駆者と言われているのが、タレントの風見しんごさんです。
1984年に国内ではほとんど知られていなかったブレイクダンスを振り付けに取り入れた曲「涙のtake a chance」がヒットし、話題になりました。
まとめ
パリオリンピック出場、そしてメダルが期待されるブレイキンの日本代表である半井重幸選手の気になる年収についてのまとめでした。
競技自体を盛り上げるためには半井重幸選手のように、突き抜けた才能と知名度のある選手が盛り上げてくれることは一番です。
半井重幸選手のように夢のある収入が得られるもは、ほんの一握りかもしれませんが、次世代を担う子どもたちに夢を与えられるスポーツ(競技)となれば、裾野が広がりブレイキンももっともっと注目されそうです。オリンピックの持つ影響力ならではないでしょうか。
半井重幸選手の活躍をぜひ期待したいですね!
皆さん、一緒に応援しましょう!
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。
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