
「雷なんて夏だけでしょ?」と油断していたあなた!
2025年4月、奈良で衝撃の落雷事故が発生。
部活動中だった中高生6人が搬送されるという事態に。
春先の雷がいかに危険か、ご存じですか?
今回は雷事故の恐ろしさと予防策を、分かりやすく徹底解説します!
奈良のグラウンドで落雷!なぜ春に?


4月10日夕方、奈良市内のグラウンドで部活中の中高生に落雷。
男子中学生1人が意識不明の重体というショッキングな事態に。
「えっ?春に雷ってアリ!?」と思った人も多いはず。
でも、専門家によると春でも積乱雲は元気いっぱい。
特に天気が不安定なときは雷注意報が出ていなくても油断禁物なんです。
そもそも雷ってどれくらい危険なの?
雷の電気エネルギーは最大で数億ボルト。
数字だけでもビリビリきそうですが、実際には「直撃」されると命の危険!
死亡率は約20〜30%とも言われています。
しかも「直撃」だけじゃない。
近くの木に落ちた雷が飛んでくる「側撃雷」や、地面を伝わる「地表電流」など、逃げ場なしの三重苦…。
「雷が鳴ったら木の下で雨宿り」なんて真っ赤なウソ!
逆に感電リスクが跳ね上がります。
実際の雷事故、こんなケースも

- 2020年:静岡で登山中の男性が落雷で命を落とす
- 2018年:千葉のゴルフ場でプレー中の男性が雷に打たれ重傷
- 2016年:埼玉でサッカー観戦中の学生が被害に
どれも「まさかこのタイミングで?」という場面ばかり。
雷は予告なしでやってくる刺客なんです。
雷から命を守る!覚えておくべきサバイバル術

とにかく天気予報チェック!
当たり前ですが、意外と見落としがち。
雷注意報が出ていたら予定変更も視野に。
危ないサインを見逃すな!
- 黒い雲が近づく
- 冷たい風が吹く
- 雷の音が聞こえる
ひとつでも当てはまったら即避難!
「雷しゃがみ」も覚えておくと安心です。
屋内に逃げろ!
鉄筋コンクリートの建物がベスト。
車も比較的安全ですが、窓は閉めて金属には触らないで。
「雷しゃがみ」って何?最後の砦!

もしも逃げ場がなかったら、「雷しゃがみ」で生存率アップ!
- 両足をそろえてしゃがむ
- つま先立ちで地面との接地を最小限に
- 両手で耳をふさいで鼓膜ガード
「怪しいポーズ…」と思っても命には代えられません!
まとめ
今回の奈良の事故は、「春先でも油断できない」という警告です。
雷は季節を問わず襲ってきます。特に屋外活動では「空が暗い」「風が冷たい」そんなときこそ即避難。
命を守るために、ちょっとの手間を惜しまないでください!
1人がいまだ意識不明とのことで、本当に胸が痛みます…。
一刻も早く意識が回復することを祈るばかりです。
最近のコメント