2023年6月、目黒区の自宅で乾燥大麻約1.694グラムを所持したとして逮捕された永山絢斗被告。
人気俳優の逮捕に衝撃を受けた人も多かったことと思います。
8月28日、大麻取締法違反罪で起訴された永山絢斗被告の初公判が東京地裁で開かれました。その中で、大麻を初めて使用したのは中学2年生の時だったと明かされ、さらなる衝撃を受けました。
逮捕時、兄である俳優の瑛太さんは「俺は許さない。それだけですね」という厳しいコメントをされました。人気アニメの映画公開も控え、来年の大河ドラマへの出演も決まっていた中での事件に、「いよいよ俳優としてもう駄目なのかな…」と思いました。
ところが、永山絢斗さんの俳優復帰を待望する声も上がっているようです。
俳優として求められる理由について迫ってみたいと思います。また永山絢斗さんの芸能界復帰の可能性はあるのか?そしてそれはいつになるのか?について調べてみました。
永山絢斗はなぜ大麻に手を出したのか
中学2年生の夏くらいに地元の先輩に勧められて初めて大麻を使用したことが最初のきっかけ。
ご両親は永山絢斗さんが高校を卒業した後に離婚されました。
その後、お父さんのもとで暮らしていたそうですが、2011年に突然お父さんを亡くしてしまいます。
多感な時期に父親を亡くしてしまう、ましてや55歳の若さで自殺とあっては悲しみは計り知れないものがあったことでしょう。先輩に大麻を勧められて使用してしまった背景には、辛い現実や寂しさから逃れたい気持ちや、弱さもあったかもしれません。
中学生の時は気持ちが悪くなってしまったようで、それ以後は使用していなかったそうです。
俳優としてデビューした18〜19歳の頃、知人とのお酒の席で使用を再開してしまいます。以後、継続的に常習的に吸うようになったようです。
大麻を使用することで安心して気持ちよくなり、すんなり寝付くことができたと言います。
大麻独特の匂いから周囲から大麻を止めるように言われたこともあったといいます。きっと何度か止められるきっかけや周囲の心配もあったのに…、断ち切れなかったのは残念でなりません。
多くの有名人が大麻や覚醒剤の所持や使用の罪で逮捕されてその顛末は分かっているはずです。また同じ芸能界に身を置く兄弟がいて発覚したらその補償責任や仕事への影響もどうなるか分かっているはずなのに…、それでも止めることが出来ない麻薬の恐ろしさを感じずにはいられません。
永山絢斗の芸能界復帰の可能性は?
1989年3月7日生まれ
東京都出身。
兄は俳優の永山瑛太。
2007年7月
日本テレビ系ドラマ『おじいさん先生』でドラマデビュー。
2010年6月
映画『ソフトボーイ』で初主演を務め、『第34回 日本アカデミー賞』新人俳優賞を受賞
NHK連続テレビ小説『おひさま』『べっぴんさん』映画『アンフェア the end』『真田十勇士』などさまざまな作品に出演。今回の騒動で、来年放送のNHK大河ドラマ『光る君へ』を降板している。
配信ドラマ、映画の世界ならまた戻って来られる可能性が十分にある。
現に、麻薬取締法違反で逮捕されたピエール瀧さん、大麻取締法違反で逮捕された伊勢谷友介さんも執行猶予中から映画撮影に参加しています。それだけ俳優として魅力があって需要があるから復帰できたという見方があります。
永山絢斗さんもテレビやCMは厳しいかもしれませんが、映画、配信ドラマであれば需要があると思われます。
一部で批判は出るかもしれませんが、強制わいせつなど“ハレンチ罪”ほどのダメージにはならないと思います。しっかり反省して更生すれば、復帰は十分に可能であると思います。
永山絢斗の復帰はいつになる?
執行猶予が明ける2027年頃になるのではないでしょうか。
【判決の予想】 ①4月の容疑は不起訴になり6月だけの1件で起訴になったこと。 ②所持していた量は1回分程度と少なかったこと。 ③初犯である。 ④裁判内で今後、大麻などの違法薬物を一切使用しないと誓った永山被告。今は携帯を変えて、売人の連絡先は全て削除していると関係を断ち切ったことを強調。 法曹関係者によると… 執行猶予が付く可能性は高いのではないか? 懲役1年、執行猶予3年前後の判決になるのではないか?
8月28日、東京地裁で初公判が開かれ、起訴事実を認めた永山被告。検察側が懲役6月を求刑し、弁護側が執行猶予付きの判決を求めて結審しました。
裁判はわずか45分で即日結審しました。判決は9月1日(金)に言い渡される予定です。
永山絢斗は俳優として求められる理由
2007年に俳優としてのキャリアをスタートさせた永山絢斗さん。
先に俳優としてデビューして活躍していたお兄さんの永山瑛太さん。どうしても比較されてしまいがちですが、着実に俳優としての経験と地位を築いていかれました。
ドラマや映画にも切れ間なく出演していました。人気の占い師の星ひとみさんは、以前、永山絢斗さんを占った際に「一番をやめると良い。名脇役を狙うと一生涯安定する」とおっしゃっていました。
一流の俳優であればあるほど、主役にこだわりたくなるような気もしますが、こういう在り方も選択肢てしてあるのかもしれませんね。
主なドラマ出演作品 『おひさま』 『モザイクジャパン』 『64(ロクヨン)』 『一路』 『重版出来!』 『べっぴんさん』 『居酒屋ふじ』 『ドクターX〜外科医・大門未知子〜 』 『いだてん〜東京オリムピック噺〜』 『初めて恋をした日に読む話』 『トップナイフ-天才脳外科医の条件-』 『俺の家の話』 『インビジブル』 映画 『ソフトボーイ』 『ふがいない僕は空を見た』 『藁の楯』 『クローズEXPLODE』 『アンフェア the end』 『真田十勇士』 『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』 『海辺の生と死』 『泣き虫しょったんの奇跡』 『冬薔薇(ふゆそうび)』 『LOVE LIFE』
ある映画プロデューサーは永山絢斗さんをこう評価されています。
「主役もでき、二番手、三番手でもエッジの効いた演技をしてくれる、使い勝手がいい役者」である
日刊サイゾー
俳優として脂が乗り仕事が途切れない中での逮捕となり、とても残念だと語っています。
永山絢斗被告は「許されるのであれば、表現の仕事をしたいと思っているので、英語を勉強したり、体を動かしたり、文章を書いたりしていきたい」 と語っているので、また表現の場に戻ってくるのではないかと推察されます。
まとめ
永山絢斗さんの芸能界復帰の可能性は?いつになるのか?について調べてみました。
まずは、犯してしまった罪をしっかり反省、更生して完全に大麻を断ち切って欲しいものです。もう二度と家族、友人、ファンを裏切らないで欲しいですね。
芸能界という特殊な世界では、俳優として再スタートを切ることは十分可能性はあると思われます。道のりは遠いかもしれませんが、待っていてくれるファンがいる限り、茨の道も乗り越えてほしいと願います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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