自民党総裁選(2024年9月27日投開票)に出馬を表明した小泉進次郎元環境相。
父親の小泉純一郎氏譲りの熱のこもった演説で知られる小泉進次さんですが、よく聞くと意味が通らない発言が目立つとSNS上で話題になっています。
ネット上では「進次郎構文」や「小泉ポエム」として多くの注目を集めています。
小泉進次郎さんの話してる内容について、同じ事が何度も繰り返して、長く語るも情報量が少ないのでは?と言われて、その発言の独特さ、そして時に意味不明な表現が、しばしば「薄っぺらい」「中身が空っぽ」などと揶揄されています。
今回は、小泉進次郎さんの迷言ともいえる発言を集めてみました。
SNS上で話題となったこれらの言葉には、一体どんな意図が隠されているのでしょうか。
小泉進次郎の「迷言集46」とはなに?
小泉進次郎さんの最も有名な迷言の1つが「46」という数字に関する発言です。
これは、彼が環境大臣時代に「2030年度までに温室効果ガスを46%削減する」という目標を掲げた際のコメントが元になっています。
2021年4月23日放送「NEWS23」番組内でのインタビューでの発言で、2030年度の温室効果ガス削減目標を「46%減」とするという発言からきました。
「おぼろげながら、浮かんできたんです。46という数字が」という発言が注目を集めました。
当時、ニュース番組のアナウンサーから「46%に設定した根拠」を尋ねられた際、彼は次のように答えました。
「おぼろげながら、46という数字が浮かんできたんです。シルエットが見えてきたんです」
削減目標が明確な根拠からの数字ではなく、浮かんできた数字だったと発言され、ネット上でも話題になりました。
この発言は瞬く間にネットで広がり、根拠のない曖昧な表現が批判の的となりましたね。
政策の根拠が「おぼろげ」ではなく、具体的な説明が求められていたため、多くの人々に驚きと困惑を与えました。
なぜ46%削減?根拠のない発言が迷言として注目された理由
46%削減という数字は、実は当時の菅義偉元首相が掲げたものでした。
国の政策目標として決定した数字を、小泉進次郎さんはこれを自分のアイディアであるかのように話し、さらにその根拠を「おぼろげながら浮かんできた」と表現したことが批判を招いたのです。
この発言は「46」という数字を政策に掲げながら、その説明が曖昧であることから、信頼性に欠けるとされ、迷言として語り継がれることになりました。
環境大臣にも関わらず、46%削減の数字をおぼろげに浮かんできた…と発言するとは大臣として失言ですね。
「46」という数字に関する発言は彼の代表的な迷言の一つとして取り上げられ続けています。
ネットで話題!小泉進次郎の迷言まとめ
小泉進次郎さんの迷言は、「46」に限りません。
彼の発言はしばしば「小泉構文」や「小泉ポエム」としてSNSで話題になりました。
その独特な言い回しや意味の曖昧さが、次第に「迷言」として注目され、以下のような発言が特に有名です。
- 「リモートワークができるおかげで、公務もリモートでできるものができた」
- 「毎日でも食べたいということは、毎日でも食べているというわけではないんです」
- 「水と油も混ぜればドレッシングになる」
これらの発言は一見意味がありそうで、実際には曖昧で理解しがたいとされ、彼の迷言として知られています。
小泉進次郎さんの迷言には、政策に関するもの以外にも多く存在します。
言葉の選び方が独特で、時に理解しづらいため、政策内容がしっかり伝わらないことが迷言化する一因となっています。
小泉進次郎の迷言集18選
「おぼろげながら浮かんできたんです」
温室効果ガスを46%削減する目標について根拠を問われた際の発言。
具体的な説明がないまま、感覚的に数字を選んだように聞こえるこの発言が注目されました。
「水と油も混ぜればドレッシングになる」
相反するものでも調和できるという意味かもしれませんが、曖昧すぎて真意が掴みづらい発言です。
「リモートワークができるおかげで、公務もリモートでできるものができた」
リモートワークに関する発言ですが、内容が回りくどく、ネットで話題になりました。
「毎日でも食べたいということは、毎日食べているというわけではないんです」
食べ物に関する話題ですが、解釈が曖昧で意味不明とされました。
「プラスチックの原料って石油なんですよね。意外に知られていない」
この発言も、既知の事実を驚くべき事実のように伝えてしまい、批判を集めました。
「気候変動のような大きな問題は、楽しく、クールで、セクシーに取り組むべきだ」
環境問題に対する前向きな取り組みを示した発言ですが、具体性に欠けるとして賛否両論を呼びました。
「反省しているが、反省している色が見えない」
自らの反省の色を言葉で表現しようとしたが、抽象的で伝わりにくかった発言です。
「プラスチックの原料って石油なんですよね。意外にこれ知られてない」
こちらは番組『JAM THE WORLD』での発言です。
「意外にこれ知られてない」と言ったことが一部の層から反感を買い、ネットで話題を呼びました。
一般的には知られていることですが、教育的な意図があったのかもしれません…。
「自由があるのが自民党。自由がないのが民主党」
民主党の小沢幹事長(当時)の政治資金の問題の際に発言された言葉です。
シンプルな言葉ですが、皮肉や冗談が込められているのでしょうか?
ユーモアを交えた発言にも聞こえますが、聞き手によっては違う受け取り方もありそうです。
「30年後の自分は何歳かなと考えていました」
30年後を考えるのは大事ですが、発言としては少し漠然としていて、もう少し具体的なビジョンが欲しいですね。
震災関連のことについての発言ですが、こちらがポエムのようで分かりにくいという指摘が国民から上がり注目されました。
「一緒にノドグロを食べましょう。その時の喜んだ顔、うれしかったですね」
こちらは記者の質問に対しての返答としての一部ですが趣旨とは異なった返答をしたことで話題を呼びました。
問題に対する答えとしては少し逸れている感じがしますが、食事での交流を重視する考えは面白いですね。
「今のままではいけないと思います。だからこそ日本は今のままではいけないと思っている」
繰り返しが多く、意図は分かりますが、具体的な解決策が欲しいところです。
「辞任するとは言ったが、辞任するとは言ってない」
これは実際の発言ではなく、ネット上のネタですが、皮肉を込めた言い回しが面白いですね。
「反省が伝わらない自分に対しても反省」
反省を20回以上繰り返すのはユニークですが、言葉よりも行動で示してほしいですね。
「調査では増えているから増えたかどうか調査する」
言葉の矛盾が生じていますが、意図をもう少し明確にしてほしいところです。
「約束は守るためにありますから、約束を守るために全力を尽くします」
約束の重要性を強調するのは良いことですが、少し当たり前すぎるかもしれません。
「政治に無関心であることは政治に無関心のままでいられる」
言葉を繰り返すことで強調していますが、もう少し具体的な内容がほしいですね。
「子どもの声は騒音ではない」
子どもを大切に思う気持ちは伝わりますが、時と場合によっては少し考える必要がありますね。
「進次郎構文」や「ポエム」が空っぽで薄っぺらいと言われる理由とは?
小泉進次郎さんの発言が「中身が空っぽ」「薄っぺらい」と言われるは、以下のような理由が考えられます。
理由① 抽象的で曖昧な言葉選び
小泉進次郎さんの発言は、しばしば抽象的で具体性に欠けます。
理由②繰り返しの多用
進次郎構文には、同じ言葉やフレーズを繰り返す特徴があります。
これが内容を冗長に感じさせ、空疎で薄っぺらい印象を与えてしまいます。
理由③具体的な行動や計画の欠如
発言に具体的な行動や計画が伴わないため、言葉が表面的にしか聞こえないことが多いようです。
「名言」か「迷言」か?小泉進次郎が残した言葉の数々
小泉進次郎さんの発言の中には、環境問題や政策についての真摯な思いが感じられるものもあります。
例えば「気候変動のような大きな問題は、楽しく、クールで、セクシーに取り組むべきだ」という発言もあり、彼なりの環境問題へのアプローチを表現していたのかもしれません。
しかし、その言葉選びが抽象的すぎるため、具体的な行動や解決策が見えづらいという批判もありました。
結果として、これらの発言は彼の真剣さを伝えるよりも、ネットでのネタとして消費されてしまうことが多かったようです。
まとめ
小泉進次郎さんの「46」にまつわる発言は、彼の環境政策における迷言の代表例として語り継がれています。
その曖昧さや根拠のなさが批判を集め、多くの人々に驚きを与えました。
しかし、彼の発言には独自の視点やユーモアも感じられる部分があり、今後も新たな迷言が生まれることを期待する声も少なくありません。
小泉進次郎さんの迷言集は、時に政策内容よりも言葉の選び方や表現が注目されることが多くありました。
その独特な発言は、ネット上で話題となり、しばしば「迷言」として広がっていきました。
彼の発言には独自の視点が垣間見えますが、具体性や分かりやすさが求められることも事実です。
今後の発言にも引き続き注目していきたいところです。
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