Sexy Zoneは人気なかった?!改名は売れるための起爆剤になる?

「Sexy Zone」から「timelesz(タイムレス)」への改名と同時に、新メンバー募集も発表しました。

一般公募で新メンバーを決めるオーディションを開催するという衝撃の発表は、ファンから賛否両論の意見が巻き起こりました。

筆者も菊池風磨さん、佐藤勝利さん、松島聡さんの3人で活動を継続していくものと思っていたので、この発表は予想だにしなかったです。個人的に「Sexy Zone」というグループは知名度もあり、メンバーそれぞれも個々の活動が順調であり、5人→4人、そして3人になっても何ら活動に支障はないと思っていました。

しかし、残るメンバー3人はそう思っていなかったのですね。

新メンバー募集という試みに至った経緯として、本当に「Sexy Zone」ってそんなに人気がなかったのか、改名は売れるための起爆剤になるのか?について調べてみました。

「Sexy Zone」って人気なかった?

では、本当に「Sexy Zone」ってそんなに人気がなかったのでしょうか。

人気や実力は充分ですが、どうやらタイミングの悪さや不遇の時代が続き、思うような活動が出来なかったということが分かってきました。

デビュー曲を超える代表曲がない?

2024年3月31日、中島健人さんの卒業配信ライブが開催されました。

デビュー曲「Sexy Zone」「RUN」「ぎゅっと」など10曲を熱唱しました。披露された曲は、ファンクラブ会員とWeb会員に楽曲アンケートを行っていたセットリストから決めたそうです。

Hey! Say! JUMPは、2007年に発売したデビュー曲『Ultra Music Power』を2023年10月で封印しています。歌詞の中に“ジャニーズ”という言葉を含んでおり、一連の性加害事件による対応として苦渋の決断に至りました。

「Sexy Zone」はグループ名こそ「timelesz(タイムレス)」に改名を果たしましたが、デビュー曲自体は継続して歌っていくようです。

海外進出を視野に入れた活動を本格的にスタートするため、デビュー以来所属していたポニーキャニオンを離れ、2020年8月5日発売のシングル「RUN」から、Top J Recordsに移籍しました。以降、シングル同様にアルバムの売り上げも好調で、2021年3月3日発売のベストアルバム『SZ10TH』では自己最高の初週18.6万枚を売り上げました。

「売上の数字」=「代表曲」や「人気曲」に繋がるわけではありませんが、バロメーターや目安にはなります。

ファンではない人でも“この曲知っている!”と認知される曲がどれだけあるか、デビュー曲「Sexy Zone」を超える名曲があるかについては議論の余地がありそうですが、国民的アイドルと言われたSMAPや人気急上昇中のSnow Manに比べると…インパクトは弱いですね。

「タイミングの悪さ」に泣かされた不遇時代

「timelesz(タイムレス)」はグループ結成以来、波乱万丈の歴史にあります。

2011年にデビューして9年くらいまでは、不遇の時期が続きます。デビュー曲「Sexy Zone」こそ華々しくプッシュされたものの、「Sexy Zone」というグループ名のと、あどけない彼らの姿とのギャップに戸惑いの声を上げる人も多くいました。

併せて、メンバーの活動休止・復帰・卒業などタイミングの悪さにも泣かされました。

「Sexy Zone」の歴史

2011年11月:デビュー
2014年:グループ編成の変更により3人体制になる
2016年:5人体制に戻る
2018年:松島聡が活動休止
2020年:松島総が活動復帰
2020年末:マリウス葉が活動休止
2022年末:マリウス葉が卒業
2024年3月末:中島健人が卒業
2024年4月:「Sexy Zone」から「timelesz(タイムレス)」に改名

※結成13年のうち5人揃ったのは、約6年程である

佐藤勝利さんは結成時のメンバーである「5人」での活動が好きで、この5人でもっと活動したかったのだろうというのがきっと本音なのでしょうね。

「僕は、5人での活動がすごい好きだったというか。みんなそうなんですけど、それがなかなか……。タイミングで、なかなか5人でちゃんと揃った時間が、12年っていう活動期間の中でも、もっと短かった。数年だったかもしれないですね。それが悔しかったなという思いもありました」

2024年3月10日放送「だれかtoなかい」

紆余曲折を経て、2020年に発売した「RUN」のスマッシュヒットでようやく一般の認知度が高まりました。

松島聡さんが活動休止から復帰したことで、2021年に迎えた10周年の節目にグループ全員に光が当たり始めた矢先、マリウス葉さんの活動休止が発表されました。マリウス葉さんはそのまま卒業という選択に至ります。

しかし、2022年には結成11年目にしてドームコンサートを果たします。

更なる高みを目指してここからという時に、ジャニーズ喜多川氏の性加害問題で、帝国が崩壊します。またここでグループの舵取りを考え直さなければならない事態に陥ってしまいました。

良くも悪くも、波乱万丈とはまさにこのことですね。

後に、菊池風磨さんはマリウス葉さんの卒業のタイミングあたりから新メンバー募集について考え始めたと明かしています。メンバーの中でも菊池風磨さんはこの波乱万丈の中で、グループ存続の危機感をいち早く感じ取っていたのでしょう。

「Sexy Zone」の試練

中島健人と菊池風磨 「ノースキャンダル」からの「熱愛」スクープ

さらに衝撃を与えたのは、中島健人さんの卒業発表でしょう。

「Sexy Zone」のセンターは佐藤勝利さんですが、中島健人さんは「Sexy Zone」のエース的存在で、その役割はとても大きいものでした。

しかし、中島健人さんの気持ちは海外(ハリウッド)へ向いていたことは明らかです。

ジャニーズ喜多川氏の性加害問題で、グループの在り方を考える中で自身の進退を考えた結果なのでしょう。しかしファンにとって発表はまさに青天の霹靂であり、2024年1月に発表→2024年3月に卒業という超スピード感あり卒業があまりにも慌ただしく感じました。

Tomoちん
Tomoちん

Sexy Zoneには「ここぞというときに何かが起こる」のジンクスがありそうですね(涙)

卒業後に中島健人さんと元E-girlsの鷲尾伶菜さん菊池風磨さんと白石麻衣さんとの“熱愛報道”がスクープされます。

2人ともこれまでノースキャンダル。ただ、菊池風磨さんがこの熱愛報道で好感度をあまり下げなかったことに比べて、中島健人さんは、匂わせ疑惑があったのではとSNSでバッシングを受けてしまうなど、「王子様」のイメージが崩壊してしまう展開となってしまいました。

ここぞという大事なタイミングでの熱愛報道は、応援するファンにとっては複雑な心境ですが、そこは今後のパフォーマンスで返していくしかないでしょう!

起爆剤になる?「新メンバー募集」という茨の道を選択

中島健人さんの卒業配信の中で、垣間見られた中島健人さんと菊池風磨さんの深い関係。

一見するとぎこちないようにも見えますが、2人はほぼ同期で長い間ずっと切磋琢磨してきた良きライバルです。仲が良くお友達同士ではなく、お互いにぶつかることもあり、嫌い合っていた時期もあったようです。喧嘩をする、ぶつかり合うことはそれだけグループに対して熱量があったという証拠でしょう。

2人の成長意欲がグループを牽引してきたことも確かです。

中島健人さんが抜けたことで、今後のグループの活動はどんな影響が出るのでしょうか。

「KAT-TUN」や「NEWS」と同じように菊池風磨さん、佐藤勝利さん、松島聡さんの3人で活動を続けるものと思っていました。中島健人さんが抜け、しばらくは淋しい気持ちもありますが、徐々に慣れていくものだと思っていました。しかし、当のメンバーが、この尻つぼみの歯抜け状態に危機感を覚えていたことが衝撃でした。

こういった状況の中で必至に打破しようと「新メンバー募集」という茨の道を選んだ3人は相当勇気のいる決断だったはずですね。

ファンの“賛否両論”な反応

「これまで先輩方がしたことがない試みもする」。

2024年3月10日放送「だれかtoなかい」

佐藤勝利さんはこのように語っています。

ファンの反応は…というと、すんなり受け入れたファンもいれば、受け入れがたいと早速賛否両論が飛び交っていますね。

これまでも紆余曲折があったtimelesz(タイムレス)ですが、この大きな変化は楽しみでもあり、一方で複雑な感覚や違和感も感じてしまいます。

13年間という長い活動で、苦楽を共有してきたファンの思い入れは強く、賛否両論から「賛」に変わった時、今回のオーディションから、時代を創る大きなパワーが生まれる可能性があります。

新生メンバーと歌う「Sexy Zone」はその歌詞がすごく響きそうです。楽しみですね!

さらなる高みに行くの変革のため、すべての常識、価値観、ボーダーを外したtimelesz(タイムレス)の軍師とも言える菊池風磨さんがどう動くのか、新しいメンバー募集という決断が吉と出るか、凶と出るか、注目です。

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まとめ

今回は本当に「Sexy Zone」ってそんなに人気がなかったのか、改名は売れるための起爆剤になるのか?について調べてみました。

今は新メンバー募集に対して賛否両論、寂しさと期待が半々ですが「timelesz」は新しいグループの形」を見せてくれると期待しています。前例がないものは作っていくしかないですよね。

セカンドステージはまだまだ始まったばかりです。

最近、男闘呼組が再結成して話題になっていますが、彼らが40代、50代を迎える頃、中島健人さんやマリウス葉さんも合流して、新しい再結成の形を見せてくれるのではないかと、なぜか期待せずにはいられません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。