今年ブレイクしそうな予感の3人組バンド「黒子首」をご存知ですか?
黒子首?くろこくび???
読み方は「ほくろっくび」と呼びます。
「バズリズム02」の番組内で毎年恒例となっているブレイクアーティストランキング。
黒子首は2023年に『これがバズるぞ2023』BEST30アーティストの1組として紹介されました。
一度曲を聴くと、黒子首の独特な世界観やボーカルの堀胃あげはさん声の魅力に取り込まれてしまいます。
今回は「黒子首」のバンド名の由来やメンバーについてを紹介していきたいと思います。
まだそこまでメジャーではありませんが、これからブレイクする可能性が高いアーティストなので、この記事をきっかけに彼らの音楽やメンバーのことを知る機会になってもらえれば嬉しく思います。
黒子首はどんなバンド?
黒子首(ほくろっくび)は、2018年に結成3人組ロックバンドです。
メンバーは、堀胃あげはさん(Vo.&Gt.)、みとさん(Ba.)、田中そい光さん(Dr.)です。
Instagramの左側から、堀胃あげはさん、田中そい光さん、みとさんです↓
黒子首のバンド結成のきっかけ
元々、2人組のアコースティックユニットとして活動していた堀胃あげはさんが、表現の幅を広げたいという想いからバンドを組むことにしたそうです。
その時組んだのはコミックバンド。
それはそれで楽しく音楽活動を行っていたようですが、「自分のやりたいこととは違う」と思うようになり、バンドメンバーを組み直しました。
堀胃あげはさんと同じ専門学校に通っていたみとさんともう1人の女の子(ドラマ)に、卒業後に声をかけて組まれたのが黒子首でした。
しかし、1年くらい活動をした後、最初のドラムが脱退してします。
その後、みとさんから紹介された田中そい光さんを加えて現在の形になりました。2代目ドラマー選考として色々な人と試しにスタジオに入り、そこで一番フィーリングが合ったのが田中そい光さんだったようです。
堀胃あげはさんがみとさんを選んだのは、かわいくて、クールな要素があるその佇まいからだったそうです。
3人とも同じ専門学校に通っていました。しかし、学生時代はお互いの存在を認識はしつつも、あまりじっくり話すような間柄ではなかったそうです。
黒子首のバンド名の由来は
一度、目にしたり、耳にしたら忘れられないインパクトを残すバンド名「黒子首(ほくろっくび)」。
海外でも興味を持たれやすいようにと妖怪のろくろ首を由来とし、(結成当時の)メンバー全員の首のホクロを合わせた造語
海外での活動を視野に入れた上で、「黒子首」に決めました。
3人が通っていた専門学校がグローバルな交流プログラムがあり、多国籍な環境下で色々な国の人と話をしてみると、日本独自のカルチャーに興味を持っている人が多かったそうです。
そこからヒントを得て、バンド名は日本の妖怪にちなんだ名前にしようとアイデアを得たそうです。
一番わかりやすいからですかね。メジャーな妖怪というか。あとは、待っていてほしいときとかに、「首を長くして待っていてね」というのが使えるな、とか。
ちなみに、田中そい光さんの首にはホクロはないそうです。
メンバー紹介
堀胃あげは(ほりいあげは)
ボーカル・ギター担当
全ての楽曲の作詞作曲を担当。
富山県出身。
名前の由来は岩井俊二監督の映画『スワロウテイル』の登場人物からきている。
作中に登場するYEN TOWN BANDにも音楽的に影響を受けている
使用するアコースティックギターはTACOMA。
みと…ベース担当
山口県出身。
ジャミロクワイ、ブラン・ニュー・ヘヴィーズやR&Bに影響を受けている。
愛煙家。
YouTube内の企画で作られた楽曲内にて”金髪頭の酒豪”とも紹介されている。
ライブではプレシジョンベースを使用している。
田中そい光 (たなかそいひかる)
ドラムス担当
埼玉県出身。
なきごとのサポートドラマーとしての活動経験あり。
影響を受けたアーティストはAqua Timez、Mr.Children、椎名林檎、銀杏BOYZ、THE NOVEMBERS。
ポケットモンスターの大ファン。
黒子首の略歴
3人組バンドとしては珍しくエレキギターを含まないバンド編成で、温もりのあるアコースティック・ギターを特徴としています。
- 2018年7月:バンド結成
- 2019年9月27日:1st EP「夢を諦めたい」配信リリース(CDデビュー)
- 2019年11月: 初のワンマンライブ「独走」開催
- 2020年6月24日:2nd EP「旋回」配信リリース
- 2021年7月:1stアルバム「骨格」リリース
1stフルアルバムリリースに向けて、クラウドファンディングでの支援を募ったところ目標額の3倍以上が集まりました。
- 2022年2月2日 トイズファクトリーよりメジャーデビュー
田中そい光さんが堀胃あげはさんに「このバンドはポップスに振り切った方が良い」とアドバイスしたことをきっかけに、3人の好きな音楽の要素を取り入れつつ、キャッチーで自分たちのオリジナリティを加味した音楽を模索してきました。
2020年11月に配信した「時間を溶かしてお願いダーリン」のあたりからは、ポップスをやってると意識されたそうです。
妖艶に、時に叙情的に歌い上げる堀胃あげはさんのボーカルが特徴的です。
落ち着いた低めの声も心地よいのです!
作詞作曲を手がける堀胃あげはさんの作家性もまた注目のポイントです。
独特の言語感覚や言葉遊びの表現が面白く、楽曲を聴くとその物語が頭の中で自然と展開していくようなストーリーテラー的な要素もあります。
昭和ノスタルジックな音楽が軽快に彩り、一度聴くと中毒性があります。
黒子首は陰影に富んだ、幻想的な世界観が特徴的です。
黒子首のお勧め曲は
筆者のお勧めは「あなうめ」です。
キャッチーなメロディでテンポが良く、そっと背中を押してくれるような、心に寄り添ってくれるような、優しく応援されているような曲です。
コロナ禍に誰しもが抱いた気持ちを代弁してくれているような歌詞で、MVのアニメーションと併せて聴くとすごくエモいです。
2曲目は現在放送中のドラマ『極限夫婦』主題歌である「バタフライ」です。
原作マンガとドラマ脚本を読み込んで、堀胃あげはさんが書き下ろした曲で、劇中で描かれる夫婦のドロドロ劇かつ痛快なストーリーにマッチした爽快感のある楽曲です。
中毒性があり何度もリピートしてしまいますよ。
まとめ
黒子首のバンド結成の経緯やバンド名の由来などを紐解いていくうちに、黒子首の独創性が浮かび上がってきました。
2024年、ブレイクは間違いなさそうですね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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