石丸伸二(いしまるしんじ)氏が東京都知事選に立候補し、東京各所で街頭演説を行っています。
今回、石丸伸二氏が自身の経歴を踏まえて、社会を立て直していくために必要である「経済の力」について語った2024年6月28日の町田駅前での街頭演説全文を書き起こして行きたいと思います。
※多少、読みやすく編集しているのでご了承下さい。
【石丸伸二】東京都知事選街頭演説 6/28 町田駅前
東京都知事選に立候補した石丸伸二氏が2024年6月28日、町田駅前で行った街頭演説について全文書き起こしていきます。
リス似?石丸伸二の自己紹介
皆さん、こんばんは!東京都知事候補の石丸です。
今日FC町田ゼルビア試合ありました?
なんか試合終わった後、混雑してる道路みたいですね。いや嬉しい!
本当に皆さん、雨の中こんなにもたくさんお集まり下さいまして本当にありがとうございます。
その角度、見えないですよ。ちなみに今日初めて石丸伸二を生で見る人?でも、YouTubeで見たことある人は?すごうYouTube。もうじゃYouTube皆さん見てるんだったら話すことないです。
せっかくなんであのこの生の石丸伸二を見て、写真に動画に収めて帰っていただければと思います。
どうですか、実際に石丸伸二を生で見てね。
聴衆:「かっこいい!」
ちょっと言わせたくて。
あのよくリスに似てるって言われですよ。それから待って町田」ってリス園がある。そう思うと石丸伸二みたいなのがたくさんいるってちょっと嫌だなっと思いません?
いや多分そっち可愛いんですよね。
今日はあの濡れた小動物リスになってます。
せっかくなんで少しだけ自己紹介もしておきます。
1982年生まれ、今、41歳のリスです。
石丸伸二の経歴について
前の前の職業は銀行員。三菱UFJ銀行。これ信託銀行。赤い銀行で経済を分析するアナリストをやってました。
その中で4年半アメリカのニューヨークに在をしています。
ちなみに初めてのアナリストのポストを三菱UFJが初めて出すってことは日本の銀行として初めてなんです。
そう普段あんまり言わないんですけど、日本人初のアナリストのニューヨク駐在でした。
もう調子に乗りますよ。
その時に担当したのがアメリカ大陸、北はカナダから南はチリまで。
ある時カナダに出張して冬だったかな。吹雪が吹いてました。
その3日後に、今度は南米出張。
南北は季節が逆転します。マイナス20°から気温40℃。
今度はそこで10日間でブラジル、アルゼンチンをはしごする、そんな仕事でした。
石丸伸二の強みはアナリストとしての経済知識+市長としての行政経験
そこでとにかく経済と向き合い、経済を分析し、そして思い立ったのが、やっぱり政治が大事だな。
この事実です。
これだけたくさん人がいるといらっしゃるかな?アルゼンチンに行ったことある人?あ、ちょっといる。ちょっといる。ちょっといる。
ですよね、これだけでもアルゼンチンなかなか知られてないと思います。
今までで1番通りが良かったのはこれです。これ知ってるはず、「母をたずねて三千里」
私が生まれる前なんですけど再放送でちょっとだけ見ました。
若い方のためにお知らせすると、イタリアの男の子がお母さんを訪ねて3000里。1里が4kmなんで1万2000km旅をするって話。その目的地がアルゼンチンなんですよね。
お母さん何しに行ったんです?出稼ぎなんです。
当時1800年代の後半は産業革命の後、人口爆発でヨーロッパは結構社会が混乱します。そこでお母さんはアルゼンチンに出稼ぎに行くんですね。首都ブエノスアイレス、南米のパリと言われてヨーロッパ人が憧れた場所なんです。
そこまで栄えたアルゼンチン。今どうなってるか?
今、インフレに苦しんでます。
日本も言うじゃないですか物価高騰って。
でも、日本のインフレ率なんて2〜3%です。
今、アルゼンチンのインフレ率280%です。ハイパーインフレ。
ここまで経済が狂ってしまう。
それやっぱり政治なんです。
“経済”そして“政治の大切さ”を学んで帰っててきました。
そこから今度は地元広島県の安芸高田市に帰って市長を4年務めています。
経歴をまとめると経済を知り、そして行政を知る、それが自分の強みだといます。
ちなみにこれまでの東京都知事、経済人いません。
文化人、学者、官僚の人ばっかりなんですね。
その意味で、今回、経済人として経済を知る経済の専門家として、初めての都事を目指し、そして経済都市として東京を引っ張っていこうと思います。
どうぞご期待ください。
文化の力、経済の力を高めよう!
週末、花金て言う人?少ない?!
ちょっと格好つけて英語のやつ言っていいですか?英語でもあるんですよ。
TGIF
これね、金曜日に言うんです。
何ていう意味かというと「Thank you God. It’s Friday 神様ありがとう!今日は金曜日」
このTGIF、流行らせください。こんだけ人が集まってたら流行りますよ。
文化の発信は原宿渋谷じゃないんです。町田から。
こんだけ人がいたらできますよ。
やってみせましょう。
これから文化そして経済を盛り上げていきたいんです。
町田のサッカーが今1位ですよ。
サンフレッチェ5位、FC東京6位(あぁいい感じ)ベルディーが11位か。ちょっと頑張れ。
でもこれから放っておくとこの文化の力、経済の力が弱っていきます。
人口が減るっていうのはそういうことなんです。
だからこそ急いで経済の力を高め、蓄えていく必要があります。そのための成長戦略、要として教育への投資、これを掲げています。
でも話し出すと、もうずぶ濡れ。皆さんまで巻き込んじゃうんで詳しくはYouTube見てください。
政策の記者会見、そしてともう何日前かな23日前に公開討論会もやっています。そこで小池さん、蓮舫さん、田母神さんとなかなか面白い議論をしている。全部残っているので、見ておいてください。
少子高齢社会対策や安芸高田市での実績について
今日、私からその経済についてもう1つだけお伝えします。
町田はこれまで人口増えてますよね。
でもそろそろピークアイトします。そして、東京都ですら2040年には減少し始めるんです。
そして町田、高齢化率3割に近づいています。
そう、少子高齢化の波に、これに飲まれるんです。浮かれてる場合じゃないんです。
浮かれてない自治体…いました。
安芸高田市。
もう人口減り続けています。
高齢化率42%。
もう先回りしてこの問題に向き合ってました。
だからこそ急いで対応していきます。
そんな舵取りをしていくために、なんとしても都知事にならないといけないと思っています。
この都知事選挙に皆さんだけじゃなくて、今、全国が注目しています。政治が変わりそうだからです。
東京の未来を、日本の未来を、皆さんの力で変えよう!
私自身、20歳で選挙権を得てそこから20年。
はっきり言って政治に期待していませんでした。いや一応選挙に行ってましたよ。でもその都度、掲示板に貼ってあるポスター眺めて「いや、これ誰に投票すればいいんだ」「誰になっても変わんないじゃないかな」そんな風に思ってました。
でもね、そんな自分がつまんないって思ってる選挙、政治、これを見逃しといて次の世代に渡す。
申し訳がなさすぎる…
格好悪すぎるな…
って思ったんです。
だから4年前、会社を辞めて、地元に帰って、市長になりました。
そしてやっぱり政治だ!政治再建!これにとにかく力を注ぎました。
その過程でYouTubeを通して、多くの方に石丸伸二を知っていただきました。
石丸伸二の想いが伝わったと感じます。
それを今度はここ東京で再現し、そして東京から日本の政治を変えていこうと思っています。
「変わらないな」
「でも変えたいな」
これまで皆さんが日本国民の多くが思ってたことその願いがようやく変わりそうなんです。
変えられるのはここにいる大人だけなんです。
子供にその権利はまだないんです。
大人だけの特権です。
大人の責任です。
その意味で東京都民、皆さんの責任は重大です。
皆さんの力で東京の政治を変えて、そして日本の政治を変えてあげてください。
日本国民が今、皆さんに期待しています。
誰かに期待されるってワクワクしませんか。期待に応える、こんなにかっこいいことないですよ。
是非、かっこいい姿を日本中に、そして次の世代に見せてあげましょう。
皆さんの奮起、皆さんの本気に期待します。
〜〜〜(選挙カーを降りてご挨拶)〜〜〜
いや、町田まだ優勝してないですよ。セルビア。確かに今ね、折り返し1位ですけど、いやこの盛り上がり。
町田始まったな。
ここから本当に、今回ばっかりは日本の政治、変えましょう!
みんなの力で。みんなのためにやってみましょう。行くぞ!
ありがとうございました。
それでは皆さん、よい週末をお過ごしください。
ありがとうございました。
石丸伸二の3つの公約
まとめ
今回、石丸伸二氏が、自身の経歴を踏まえて、社会を立て直していくために必要である「経済の力」について語った2024年6月28日の町田駅前での街頭演説全文を書き起こしてみました。
今回立候補した都知事選候補者の中では、年齢的にも若く、行政に携わった経験もあり、SNSを通して知名度もある石丸伸二氏の演説は、聞いていて勢いを感じました。
石丸伸二氏が都民を奮起させているのか、都民が石丸伸二氏を奮い立たせているのか、どちらにも見て取れて、それはまるで都民に選ばれし革命のリーダーのように見えました。
街頭演説は時間的な制約もあり、政策や公約について1から10まで延々と語ることは向いていません。
その点、石丸伸二氏の演説は、その街ならではのネタを盛り込み、アニメを例えに用いて分かりやすく、とても聞きやすく、分かりやすいものに感じました。
東京の政治を、日本の政治を変えてくれる!
そんな期待感を持たせてくれる候補者の1人であると感じました。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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