筋肉美に凝縮されたマインドとは？大沢たかおの俳優観に学ぶ生き方のヒント

ドラマ、映画に大活躍の大沢たかおさん。

最近は「キングダム」で演じた王騎役での肉体改造が話題になっています。常に第一線で活躍している大沢たかおさんですが、長いキャリアの中では挫折や休業など回り道もあったようです。

その中には参考になる考え方や人生をより良くするヒントが隠されていました！

そこで、今回は大沢たかおさんについて調べてみたいと思います。

大沢たかおさんのプロフィール

生年月日	1968年3月11日（55歳）
出身地	東京都
身長	181 cm
活動期間	1987年−2016年 2016年−2018年（芸能活動休止） 2019年−現在
配偶者	広瀬香美（2019年−2006年）現在独身

大学生の時にスカウトされ、1987年にモデルとしてデビュー。

抜群のスタイルと端正な顔立ちで人気を集め、1990年には21歳でパリ・コレクションに出演しています。

Tomoちん

21歳の時「パリコレに出たらかっこいい！」と言う理由からフランスに渡り、オーディションに挑戦しました。

Tomoちん

パリコレで活躍する男性モデルの平均身長は190cm以上。
身長181cmの大沢たかおさんは、なかなかオーディションに受からなかったそうです。

Tomoちん

心が折れかける中で、唯一ヨウジヤマモトのオーディションに合格し、無事パリコレデビューを果たしました！

モデルとして飛躍を遂げる一方、俳優業にも進出。

1994年にテレビドラマ『君といた夏』で、お芝居初心者と思えないとは思えない演技を披露し、話題になりました。その翌年にはドラマ『星の金貨』に出演すると、一気に人気が急上昇しました。

1995年、映画『ゲレンデがとけるほど恋したい。』で主演。広瀬香美が歌う「ゲレンデがとけるほど恋したい」とともに大ヒットし、日本でスキーブームの再来となりました。

Tomoちん

この映画をきっかけに広瀬香美さんと結婚しました。
当時、1人だけで臨んだ結婚記者会見も話題になりましたね。

1996～1998年にはドキュメンタリードラマ『劇的紀行深夜特急』シリーズに出演。

2000年以降、活動の拠点を映画へ移し、年に何本もの作品に精力的に出演。

2004年『世界の中心で、愛をさけぶ』に柴咲コウとW主演。興行収入は85億円を記録し大ヒット！

2005年、スティーヴン・セガール主演の映画『イントゥ・ザ・サン』でハリウッドデビュー。

2009年、『JIN-仁-』で8年ぶりに連続ドラマに出演。25%を超える高視聴率をマークした大人気ドラマで続編も作られましたね。

その後も数多くの作品に出演し、日本を代表する俳優へと成長されていきます。

どんな人物なのか？

◆海外志向が強く、英語が堪能。休暇のは外国に長期滞在することが多いそうです。

◆2016年から約2年間にわたり俳優活動を休業した理由は「頑張っても頑張ってもドキドキしなくなったこと」であると語っています。またこの期間にアメリカへ語学留学をしていたそうです。

インタビューを拝見しても、自然な英語を話されているのが分かりますね。

◆乗り物好き。現在、大型自動二輪免許、国際運転免許、一級小型船舶操縦士免許を取得している。
◆好きな食べ物はお肉。
◆タルタルソース好きが高じて「エビフライはタルタルソースを食べるための棒」の名言を放つ。
◆読書、音楽、神社・仏閣廻り、洋服、家電製品、旅行

俳優人生の分岐点となるマインドについて

①モデル➡俳優

パリコレにも出演し、モデルとして活躍を続けると思われていた大沢たかおさんですが、突然モデルを辞めてしまいます。この決断が俳優業へと転向するきっかけになっていくんですね。

周囲のスタッフや編集の方々にお膳立てしてもらうだけの毎日で、
自分は何も努力していない。

それなのに、一流の服を着て、海外の名所に行き、すばらしいホテルに泊まり、極上の料理を食べさせてもらっている。

ああ、甘いところにいさせてもらっているな。でも、いつまでこれを続けていくんだ？

メンズノンノに拾われて夢みたいな生活を送っていたけれど、ここで一度、メンズノンノの看板を外して、身ひとつで自分はどれだけ通用するかを試さないと、ダメな時期に来ているんじゃないか。

それで即決したんです。辞めようって。
引用元：芸能人の若い頃まとめ

現状の成功に甘えることなく、常に向上心を持たれている方だからこそ、チャンスを引き寄せたり、新しい環境にチャレンジすることが出来るのですね。

②俳優➡休業

順調に俳優人生を歩む中、2016年から2年間、突如、休業し海外留学をされました。

「なんかうまくできなくなったんですよね。追い込める感覚がなくなっちゃったんですよね。自分のテーマとしているところまで演技ができないなって思ったし、そんなんで仕事を引き受けるのってちょっと失礼なんで、じゃあ、ちょっと俳優は一回離れようかなって思って、離れましたね」

（その決断はできない人のほうが多い）「そうですね、でもそこは中途半端にやるんだったら、信用も信頼もファンも全部失うのでだったらやめたほうがいいですよね。」
TBS「日曜日の初耳学」

俳優として以上に、自分自身が「どうありたいか」「どうしたいか」ということに正直であり、そして妥協しない生き方ができる大沢たかおさんが格好良いと思いました。

よく日本人は「年相応」「常識的に」「みんなそうだから」などと、周囲の目を気にして自分にブレーキをかけがちになります。年齢に関係なく「自分らしくいられる」ことはシンプルなようで難しいことなのかもしれません。

この休業を経て、イギリスのミュージカル「The King and I 王様と私」で復帰。

また映画『キングダム』や『AI崩壊』のオファーと続きます。

Tomoちん

大沢たかおさんはハードルが高ければ高いほど挑戦しがいがあって燃えるタイプのようです。