
“中国人48名が来日直後に生活保護”ってどういうこと?
「外国人に税金が使われるのおかしくない?」
「日本人より外国人の方が優遇されてるってマジ?」
こんな声がXで話題になっています!
でも実はこの話、2010年の出来事だったって知ってました?
「えっ?じゃあ、なんで今さらまた騒がれてんの?」って思いますよね。
そこで今回は、
- 「中国人48名生活保護」事件ってどんな話?
- 実際に何が問題だったのか?
- なぜ今でもネットで炎上するのか?
これをわかりやすく解説していきたいと思います。
2010年に大阪で何が起こった?

まず、「中国人48名生活保護問題」ってそもそも何でしょう?
ザックリまとめると、こんな感じ⇓
2010年、大阪市に中国籍の48名が来日
⇓
最短3日、平均8日で生活保護を申請!
⇓
32名が受給決定!
⇓
「こんなのアリかよ!」と大炎上🔥←今、ココ
「いやいや、そもそも外国人って生活保護もらえるの?」と思ったそこのアナタ、いい質問です!

日本では、外国人には法律上の「生活保護の権利」はないんだ
でも、人道的な理由から「準用(特別扱い)」って形で支給されることがあるんだ

つまり…
法律で決まってるわけじゃないけど、ケースバイケースで支給されるってこと!
生活保護を受け続けたの? その後どうなった?


じゃあ、この48人はずっと生活保護をもらい続けたの?
いや、それは違います!

実は、この事件が問題になったあと…
・32人のうち26人は、2か月分だけで打ち切り!
・最終的に、48人のうち46人が生活保護を辞退or取り下げ!
・これをキッカケに、審査が厳しくなった!
つまり…
💡 「外国人が日本に来てすぐ生活保護を受け続ける」って話じゃない!
💡 「今も同じことが起こってる!」ってのはデマの可能性大!
なのに、この事件が「今も続いてる」かのように語られているのが問題なんです。
Xで今も炎上してる理由は?
「外国人が税金で生活?ふざけんな!」
「日本人がもらえないのに、なぜ外国人が?」
こんな声がXで飛び交っています。
💥 「生活保護目当てで日本に来る外国人を止めろ!」
💥 「日本人より外国人が優遇されてるのはおかしい!」
💥 「こんな制度があるから、日本が食い物にされるんだ!」
まさか観光ビザじゃねーだろうな?
— Samyin (@soulsaan) March 9, 2025
生活保護が必要な奴がどうやって日本に来るんだ?
国民が払ってる税金を中国にあげちゃうの?
中国人48名“来日直後”に「生活保護」申請…行政が「保護開始決定」せざるを得なかった“法制度の欠陥”とは【行政書士解説】 pic.twitter.com/KG6WUHO0Vw
そもそも厚労省が「 外国人に生活保護を行う必要はある」という旨の通知を出してることがおかしい。国民が外国人まで養わなければならないなんて絶対おかしい!
— あーぁ (@sxzBST) March 9, 2025
中国人48名が“来日直後”に「生活保護」申請…行政が「生活保護開始決定」せざるを得なかった“法制度の欠陥”とは pic.twitter.com/nEiC7d5oim
中国人48名“来日直後”に「生活保護」申請…行政が「保護開始決定」せざるを得なかった“法制度の欠陥”とは・
— はやと@健康生活とワードプレスを語る (@slowlife184) March 9, 2025
こういうのをやめろって!
日本人が本当に困ってるのに生活保護がおりない。そしてこれだよ。ここは日本じゃないのか?ここはどこなんや? pic.twitter.com/ByQ8V54O7Z
でも、よ〜く考えてみると、
「この48人は、ずっと生活保護をもらい続けたわけじゃない」ってのは大事なポイント。
そもそも外国人の生活保護ってどうなってるの?

日本国憲法では「生存権」が保障されてるけど、外国人は法的には生活保護の対象じゃない。
でも、人道的な理由で特別に支給されることがあるんです。
永住者(日本に長期間住むことが認められた人)
定住者(日本人や日系人の親族など)
特別永住者(在日韓国・朝鮮人など特別な歴史的背景を持つ人)
難民認定を受けた人
つまり、観光ビザとか短期滞在者は絶対にもらえないってことですね!
日本の制度の落とし穴とは?
では、日本の制度にはどんな「落とし穴」があるのでしょうか?
生活保護の対象になれる外国人の条件が曖昧
外国人が生活保護を受けるには、次のいずれかの在留資格を持っている必要があります。
永住者(日本に長期間住むことが認められた人)
定住者(日本人や日系人の親族など)
特別永住者(在日韓国・朝鮮人など特別な歴史的背景を持つ人)
難民認定を受けた人
しかし、問題なのは「定住者」などの資格を比較的簡単に取得できる場合があるということ。
過去には、日本人の親族として「定住者」として入国したばかりの外国人が、すぐに生活保護を申請するケースが発生しました。
「親族と一緒に暮らすはずなのに、なぜすぐ生活保護?」
この疑問が、生活保護制度の「穴」として指摘されたのです。
自治体は「拒否できない」立場にある
生活保護の申請を受け付けるのは各自治体(市区町村)ですが、ここにも問題があります。
外国人には本来「生活保護を受ける権利」はないのに、自治体は審査をせざるを得ない!
なぜなら、日本の裁判では「生活保護は外国人にも準用されるべき」との判断が出ており、自治体が「外国人だからダメ」と断ることは難しいのです。
つまり、
「来日直後でも生活保護を申請する自由はある」
⇓
「自治体はそれを審査せざるを得ない」
⇓
「結果的に支給されるケースがある」
という構造になっています!
審査が追いつかず「事実上の受給」が発生することも
生活保護の審査には時間がかかるため、申請中の人には「一時的な支給」が行われる場合があります。
この制度を利用し、「申請してしまえば、しばらくはお金がもらえる」というケースが発生することも。
また、審査基準が自治体ごとにバラバラ。

「A市では通らなかったが、B市では通る」なんてことも起こり得ます
なんか言ったもん勝ちみたいだな

結果として、
来日直後の外国人でも「実質的に生活保護を受ける状態」が一時的に発生する可能性があるのです!
なぜ、今も炎上してるのか?
では、一体なぜ、今も炎上しているの🔥?
理由1:古い情報が「最近の出来事」として拡散される
→ 2010年の話なのに、「今も外国人が不正受給してる!」と思ってる人が多い!
理由2:「外国人の生活保護=不正」というイメージが広まっている
→ 「外国人が日本の税金で楽して暮らしてる」という印象が根強い
理由3:「外国人の生活保護が急増してる」は本当か?
→ 実は、外国人の生活保護受給率は全体の約3%しかない!
→ 「不正受給が多い」って話も、実はかなり誇張されてる
要するに、「2010年の事件が今も続いてる」と思い込んでる人が多いようです!
まとめ
✅ 2010年に「中国人48名生活保護」が問題に
→ その後、制度が厳しくなって同じことは起きてない!
✅ Xでは「最近の話」みたいに拡散されてるが、それは誤解!
✅ 生活保護のルールを知らないと、ネットのデマに引っかかる!
生活保護は「明日はわが身」の制度。
誰でも突然の病気や失業で生活が苦しくなり、支援が必要になることがあります。
「自己責任」ばかりが強調される社会ですが、いざという時に頼れる制度があることが大切ですよね。
政治家だけでなく、私たち一人ひとりが冷静に正しい情報を知ることが必要です。
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