【踊る大捜査線】亡くなった俳優たち一覧!和久さんや中西係長など、名演技が蘇る…

2024年10月、11月に『踊る大捜査線』シリーズが新作映画の公開を記念して、過去の全4作品およびスピンオフ映画「容疑者 室井慎次」が一挙放送されることになりました。

再放送は9月16日から行われ、SNSでも大きな反響を呼んでいます。

1997年に始まったテレビドラマ『踊る大捜査線』は、日本の刑事ドラマに大きな影響を与え、多くのファンに愛され続けています。

その人気シリーズには数多くの名優たちが出演しており、その中で残念ながら既に亡くなられている俳優もいます。

今回は、そんな『踊る大捜査線』に出演していた俳優の中で、惜しまれながら亡くなった方々を紹介します。

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【踊る大捜査線】亡くなった俳優たち一覧!

フジテレビ

いかりや長介(和久平八郎役)

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『踊る大捜査線』で和久平八郎役を演じたのは、ドリフターズのメンバーとしても有名ないかりや長介さんです。

彼は、青島刑事(織田裕二)の上司でありながら、温かい助言を与える「和久さん」として多くの視聴者に愛されました。

昇進とは無縁でしたが、殉職した警察官の無念を晴らすべく、足で捜査を行う昔気質な刑事として、地道な捜査を行う姿が印象的でした。

バラティエ色の濃い刑事ドラマの中でいぶし銀のスパイスを放っていましたね!

Tomoちん
Tomoちん

和久さんは腰痛持ちのためいつも腰をトントン叩いていました。体を酷使しながら捜査をしてきたんだろうと想像してしまいます。

いかりや長介さんは、2004年に72歳で亡くなりましたが、彼の演じた「古き良き刑事」の姿は今も心に残っています。

https://twitter.com/N77763534/status/1841760078288060646

小林すすむ(中西修役)

ミドルエッジ

中西係長を演じた小林すすむさんも忘れられない名脇役です。

彼は湾岸署の盗犯係係長として、控えめながらも物語の重要な部分を支え続けていました。

お笑いトリオ「ヒップアップ」の一員としても活躍した小林すすむさんは、2012年に58歳で亡くなりました。

Tomoちん
Tomoちん

58歳、早すぎる逝去ですね…

その穏やかで誠実なキャラクターは今でも多くの人々に親しまれています​。

伊藤俊人(第2話の犯人役)

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伊藤俊人(いとうとしひと)さんは、『踊る大捜査線』の第2話で爆弾犯を演じました。

その冷酷な犯人役は、多くの視聴者に強い印象を残しましたが、最終的には和久刑事に協力するという人間味のあるキャラクターでもありました。

彼は2002年に40歳で早逝しており、彼の多才な演技力を惜しむ声が絶えません​。

Tomoちん
Tomoちん

伊藤俊人さんと言えば『ショムニ』の野々村人事課長役が印象的で、高橋克実とのコンビで人気を博しましたね!

https://twitter.com/DiningLemon/status/1842174682835149254

神山繁(吉田敏明役)

シネマトゥデイ

『踊る大捜査線』シリーズには、ベテラン俳優の神山繁(こうやましげる)さんも登場していました。

彼は警視庁の副総監役を演じで主人公たちと対立する場面も多くありました。

ドラマの中では、和久さんと吉田副総監は、室井管理官(演:柳葉敏郎)と青島刑事と同じように捜査本部にやってきた管理官と所轄の捜査員という立場で出会い、最初は激しくぶつかり合ったものの、その後分かり合う仲になりました。

プライベートでは…実はいかりや長介さんと神山繁さんは仲が良かったそうです!

「彼はドリフターズであり、私は新劇の舞台出-出自が違い過ぎていたのが、かえって面白かったのか、妙に馬が合って、二人が勝手なことを喋りあって友情は生まれました。飲食を共にし、京都の家迄訪ねてきてくれた」と実際にもあったいかりやさんとの友情を明かした。

シネマトゥデイ

神山繁さんは、日本の映画・ドラマ界において数々の名作に出演した重鎮で、2017年に87歳で亡くなっています。

彼の存在感あふれる演技は、視聴者の記憶に強く刻まれています。

中山仁(警察庁刑事局長役)

スポニチ

中山仁(なかやまじん)さんは、警察庁刑事局長としてテレビシリーズ第10話に初登場。

青島刑事と室井管理官を査問委員会にかけて処罰した高官として登場しています。

彼は2019年に77歳で亡くなりましたが、その堂々たる演技は、視聴者に強い印象を与えました。

大杉漣(横山邦一役)

ORICON NEWS
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警察庁警備局公安課長・警視長を演じたのは大杉漣(おおすぎれん)さん。

『THE MOVIE』に警視庁公安部長として登場。

警察内部の極秘調査を担当するという職務上、顔は身内に見せられないらしいというシリアスな役どころでした。

『容疑者 室井慎次』では警察庁警備局公安課長として諜報と裏工作を担当しました。

数多くの作品に出演し、名バイプレーヤーとして「300の顔を持つ男」「カメレオン俳優」など異名を持った大杉漣さん。

2017年に日本テレビの『ぐるナイ!』でゴチメンバーに選ばれた大杉漣さん。

ピタリ賞を2週連続で叩き出すなど、ドラマでは見られない自然体な魅力が垣間見られました。

しかし、ドラマの撮影中に体調不良を訴え、2018年に急性心不全のため67歳で亡くなりました。

辻萬長(町屋 忠正役)

ORICON NEWS

『歳末特別警戒スペシャル』で初登場。

警察庁次長・警視監の町屋 忠正役を演じた辻萬長(つじかずなが)さん。

湾岸署に投入されるSATに警視庁警備部長として直接指示を出していました。

『交渉人 真下正義』、『逃亡者 木島丈一郎』にも刑事部長・警視長として登場。

警察官僚の中では現場に理解を示すタイプで、『THE MOVIE3』では次長として再登場していました。

2021年77歳で、腎盂がんのため亡くなられました。

『踊る大捜査線』の再放送と新作映画が話題に!

『踊る大捜査線』は再放送や映画化が繰り返されており、2024年10月、11月には新作映画の公開も予定されています。

https://twitter.com/odoru_movief/status/1841976526759436546

このように、何度も新しい形で蘇ることで、過去に出演した俳優たちの名演技も再び脚光を浴びることになります。

リアルタイムで見ていた筆者としては、再放送やDVDなどで過去作品を振り返って見ると、すでに亡くなってしまった俳優さんの演技を見ると、なんとも言えない切ない気持ちや懐かしい気持ちを抱きます。

才能豊かな方が若くして亡くなられるのは、本当に悔しいですね…。



まとめ

『踊る大捜査線』に出演していた俳優たちは、それぞれがドラマに重要な役割を果たし、その名演技は今も多くのファンに愛されています。

今回紹介した俳優たちは、すでにこの世を去っていますが、彼らの演技は永遠に私たちの心に残り続けることでしょう。

再放送や新作映画を通じて、これからも彼らの名演技を見返す機会があることを期待しています。