体操の宮田笙子(みやたしょうこ)選手が、 飲酒喫煙によるパリ五輪辞退の波紋が収まりません。
オリンピックは7月26日(金)〜8月11日(日)にパリ🇫🇷で開催されます。
開催まで1週間を切って…まさかの代表辞退という前代未聞の不祥事となってしまったわけですが、一体、宮田笙子選手の喫煙がばれた理由はどんなものだったのでしょうか。
また、誰がなぜ、このタイミングで内部告発を行ったのでしょうか。
今回はこのあたりのことを調べてみました!
宮田笙子 喫煙発覚で代表辞退へ
2024年7月26日からフランスのパリで開催されるオリンピック。
開催までいよいよ間近に迫り、今回も日本代表チームの活躍が期待される中、衝撃のニュースが入ってきました。
2024年7月19日、日本体操協会はパリ五輪体操女子日本代表の主将を務める宮田笙子(みやたしょうこ)選手に「飲酒」と「喫煙」の事実が発覚したため、出場を辞退すると発表しました。
7月12日:事前合宿のためモナコへ向けて経つ
7月15日:喫煙に関する情報提供が強化本部へ入る
7月16日:順大監督から本人へ確認。行動規範に反する疑いが発生
7月17日:モナコ合宿は不参加。日本へ帰国する
7月19日:パリ五輪出場の辞退を発表
7月19日:体操代表チームは選手村へ
7月28日:予選開始
喫煙発覚の経緯として、7月15日に宮田笙子選手の喫煙に関する情報提供が強化本部に入りました。
翌日、16日に所属する順大監督から本人に確認を行ったところ、行動規範に反する疑いが発生。
17日には日本に帰国し、本人へ事実確認を行ったところ、日本オリンピック委員会(JOC)の五輪派遣規定、日本協会の行動規範などに反したとしてパリ五輪参加の辞退に至りました。
日本協会が定める「日本代表選手・役員の行動規範」によると、【行動規範】の8番目に「日本代表チームとしての活動の場所においては、20歳以上であっても原則的に喫煙は禁止する」とあります。今後は段階的に全面禁止としていくそうです。
現在は18歳で成人ですが、法律では喫煙と飲酒は20歳以上からとされていますね。
日本オリンピック委員会(JOC)によれば、夏季、冬季を問わず一度認定された選手が故障など以外で出場を辞退するのは、日本五輪史で初めてのケースとなるそうです。
残念ながら、これは不名誉なケースですね…
女子体操のエースとしてパリ大会での活躍が期待されていた宮田笙子選手の“前代未聞”の辞退劇は体操界にとどまらず、その衝撃の余波はまだまだ続きそうです。
宮田笙子の喫煙がばれた理由は?
宮田笙子選手の喫煙行為の発覚に加え、飲酒についても判明し、さらなる衝撃を呼んでいます。
しかも、飲酒に関しては東京都北区にある味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)の居室内での飲酒が判明したのです。
では、一体なぜ宮田笙子選手の喫煙はばれたのでしょうか?
2024年6月末〜7月:友人宅(プライベート)で喫煙行為(1回)
NTC(ナショナルトレーニングセンター)のアスリートビレッジの居室内での飲酒行為(1回)が判明
選手やスタッフなど、ごく限られた人物のみが立ち入れるNTC内での行為だけに、宮田笙子選手に近い体操関係者による通報の可能性が高いと思われます。
日本協会の西村賢二専務理事氏は以下のようにコメントを出し、内部告発を認めています。
「内部通報者ということは、田中本部長からも直接聞いている。決して外部からではない」
田中光強化本部長は“内部通報”と認めているとした上で、「通報してもらった方の立場も保護しなければいけないという認識を持ってますので、これ以上のお話は差し控えさせていただきます」と具体的な説明は避けました。
だれがなぜこのタイミングで内部告発をした?
では、気になる内部告発をした人物は一体誰で、なぜこのタイミングで行ったのでしょうか。
・体操関係者
・チームメイト(他の体操選手)
・日本代表の関係者やコーチ陣
・大学関係者や友人
・週刊誌の記者やマスコミ関係者
では、1つずつ詳しく見ていきたいと思います。
通報者①体操関係者
まず1つ目の推測は、体操関係者です。
体操関係者とは、コーチや監督以外にも、トレーナーやサポートスタッフが含まれます。
宮田笙子選手の喫煙に関してその情報提供は、モナコの強化本部に直接通報があったと報道されています。
選手の健康管理や行動に目を光らせており、不適切な行動があれば報告する義務があります。
宮田笙子選手とともにモナコの合宿に参加していた体操関係者による通報の可能性は非常に高いように思います。
通報者②チームメイト(他の体操選手)
2つ目の推測は、チームメイトです。
宮田笙子選手と同じ環境で練習や合宿を行っている他の体操選手やチームメイトが、彼女の喫煙や飲酒を目撃し、内部告発した可能性も考えられます。
特にチームメイトは日常的に一緒に過ごす時間が多くなるため、こうした行動を目撃する機会はあったかもしれません。
一部報道によると、宮田笙子選手に関して、合宿などで同室を拒否する選手がいたとの話も出ています。
関係者によると、宮田に対して以前から素行の悪さを問題視する声があり、喫煙について“過去に厳重注意を受けていた”との証言もある。
スポニチ
次々に明らかになる宮田笙子選手のエピソードの真偽については、実際のところ不明ですが、しかし、火のないところに煙は立たないということわざがある通り…、あながち100%嘘ではないかもしれません。
こうした日頃からの問題行動をよく思わないチームメイトや他の体操選手によって、告発された可能性も考えられますね。
通報者③日本代表の関係者やコーチ陣
3つ目の推測は、日本代表の関係者やコーチ陣です。
強化本部に直接通報があったことから、宮田笙子選手と近しい立場にある監督やコーチが状況を把握していた可能性が高そうです。
監督やコーチは、日々選手の体調管理や行動を厳しく監視しているため、何か異常な行動があればすぐに気がづくことができそうです。
一方で、喫煙については協会の関係者が以前から把握していた可能性があり、今回の内部通報によって明らかにならなければ、黙認していたのではないかという疑念も生じており、問題視されています。
通報者④大学関係者や友人
4つ目の推測は、大学関係者や友人です。
宮田笙子選手が喫煙していた場所は友人宅とされており、その友人が情報を漏らした可能性も考えられます。
現在、宮田笙子選手は大学生なので、友人も大学生と見て良いでしょう。
仲が良く信頼していた友人からの裏切りであれば、非常に痛ましいですが、内部告発の中にはこうしたケースも少なくありません。
ましてや、本人のことを真剣に考えればこの行動も本人のためを思ってのことでしょう。
通報者⑤週刊誌の記者やマスコミ関係者
最後は、週刊誌の記者やマスコミ関係者です。
宮田笙子選手は日本代表の主将として注目選手の1人であり、マスコミの取材を受ける機会も多いです。
そのため、記者やマスコミ関係者が彼女の喫煙や飲酒の情報を掴み、それを報道することで事実が明るみに出た可能性もあります。
しかし、今回は内部告発による発覚とされていますので、直接的なスクープによる影響は低いかもしれません。
宮田笙子選手の喫煙と飲酒がなぜはれたのかその真相を探ると、内部告発者には様々な可能性が考えられます。
監督やコーチ陣、チームメイト、体操関係者、週刊誌の記者やマスコミ関係者、そして友人など、多くの人が関与している可能性があります。
しかし、内部告発は非常にデリケートであり、告発した人物を保護することも求められています。
そうした観点から、今後、告発者や通報者が誰であったかスクープされる可能性は低いと思われます。
いずれにせよ、この問題が明らかになったことで、宮田笙子選手の今後のキャリアには大きな影響が及ぶことでしょう。
なぜこのタイミングで内部告発をした?
では、一体なぜオリンピックの開幕が迫るこのタイミングで内部告発を行ったのでしょうか。
日本オリンピック委員会(JOC)によれば、夏季、冬季を問わず一度認定された選手が故障など以外で出場を辞退するのは、日本五輪史で初めてのケースであり、前代未聞とされています。
内部告発を行った人物が誰かもによりますが、このタイミングで内部告発を行えば混乱が生じることは容易く想像できたに違いありません。
だからこそ、万が一、宮田笙子選手の喫煙疑惑をもし把握したまま、隠し通し、出場して、オリンピック後にそのことが明るみになった場合、それこそ大きな問題となり、取り返しのつかない辞退に陥ったでしょう。
オリンピック開催まで約1週間と迫ったタイミングでの出場辞退は、大きなインパクトでしたが、告発者の勇気ある行動は称賛すべきかもしれませんね。
宮田笙子の喫煙や飲酒は常習性があったのか
日本体操協会と順大の聞き取り調査に応じた宮田笙子選手は、1度の喫煙と1度の飲酒を告白したと言います。
自分の競技目標に数々のプレッシャーがあり、そのような行為に及んでしまった。
本人は“常習性”を否定しているものの、やはり世間からは疑いの声が続出しているようです。
さらに…
2023年9月21日、19歳の誕生日を迎えた宮田笙子選手のInstagram。
遠征先のホテルの部屋で撮られたと思われるショットですが、ベッドのサイドテーブルにはミント系のガムのボトルが置かれています。
なんと!
このことから喫煙者が口臭ケアとしてミント系ガムを持っていたのではないかという推測もあるのです。
実際、宮田笙子選手がどのような目的でガムを噛んでいたかは不明です。
現在、宮田笙子選手のInstagramはすべて削除されていますが、常習的な喫煙・飲酒を連想させるアイテムが他にも載っていたのでしょうか。
また、宮田笙子選手の所属する順天堂大学は今回の件を受けて、大学のHPにコメントを載せてましたが、「常習性のない喫煙であれば」というくだりに世間の反応は賛否両論が巻き起こっています。
常習性のない喫煙であれば、本人の真摯な反省を前提に十分な教育指導をした上で、オリンピックに出場することもあり得ると考えておりました。
順天堂大学HP
SNSの声を紹介します。
喫煙疑惑の体操19歳エース宮田笙子 五輪代表はく奪?
— クレハ (@ShLsVDNDiQHiiR9) July 18, 2024
真偽や、常習性の有無等、詳細は不明。事実なら、
タバコか?五輪出場か?もっと早く決断すべきだった。
タバコが止められないなら自分から代表を降りるとか。
#宮田選手#宮田笙子
— ♏️コン☆ソロ局長 (@kontarobei) July 21, 2024
一度だけではなく常習者だったから、今のままではダメだと通報した人がいたんでしょうね。 pic.twitter.com/S9jrD4eWuJ
【体操】飲酒&喫煙でパリ五輪辞退の宮田笙子 所属の順大が声明「常習性のない喫煙であれば…」|東スポWEB https://t.co/WUnSxTSx5X
— ねこ (@mizshow) July 22, 2024
交通違反でもそうだけど、“いつもは100%守ってるけど、初めて犯した1回が見つかる。”なんて事は基本的にあり得ないんだよな。
喫煙1回だけならセーフのルールなんかどこにあるねん
— ビクシー (@bikushi_) July 23, 2024
アウトやろ
「嘘としか思えない」体操・宮田笙子の喫煙“一度だけ”に湧く疑惑、指摘された“常習性”アイテム(週刊女性PRIME)#Yahooニュースhttps://t.co/FJjFD5nHpH
体操・宮田笙子選手(19)、喫煙疑惑で離脱 パリ五輪代表
— 北の遊び人 (@Mokoppe7) July 18, 2024
・・・
20歳未満の喫煙・飲酒は違法だしねえ。
オリンピック年なのにやめられない ほどの常習なんでしょうねえ。
周りのオトナはなぜ辞めさせなかった? https://t.co/D4n4HaKkEC
補欠の杉原愛子選手の繰り上げ出場はなし
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エースで主将の宮田笙子選手の辞退は、体操女子団体にとって大きな痛手となりそうです。
エントリー期間が終了しているため、病気やケガなどの理由を除いて選手の入れ替えは不可能。
病気やけがの場合は、医師の診断で証明ができれば交代可能だが、今回は適応外となる。
補欠で同行中の杉原愛子選手の繰り上げ出場は認められない見通しで、残された4選手は窮地に追い込まれました。
4人で戦うという厳しい状況下におかれますが、ピンチの時こそチャンスでもありますね。
4人は全員10代の若手選手ですが、杉原愛子選手は前回の東京オリンピックに出場も果たし、チームの精神的な柱となってくれそうです。
パリオリンピック2024の女子体操競技は、7月28日〜8月5日の期間で6日間試合が行われ、4種目(跳馬・段違い平行棒・平均台・ゆか)の種目別に加え、個人総合と団体総合が実施されます。
今回の宮田笙子選手の件で、何かと注目を浴びている女子体操ですが、競技そのもので注目を集めて欲しいものですね!
まとめ
今回は、宮田笙子選手の喫煙がばれた理由について、誰がなぜこのタイミングで内部告発を行ったのかについて調べてみました。
オリンピック開催直前での、エース宮田笙子選手のパリ五輪代表辞退は大きな波紋を呼んでいます。
日本の女子団体は史上初となる全員が10代のメンバーで、60年ぶりのメダル獲得を目指していて、宮田笙子選手はキャプテンでエースを務める中心選手でした。
残された4人の代表選手がこの大ピンチに結束を見せて、大舞台で自分たちのパフォーマンスを見せてくれることを期待したいです。また宮田笙子選手もまだ10代と若いので、しっかり反省した後、体操の舞台に戻ってきてくれることを祈ります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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