韓国デビューのNiziUは成功する?認知度や人気について調査

9人組ガールズグループNiziUがいよいよ2023年10月30日にの韓国デビューすることが発表されました。

NiziUはマコ、リク、リマ、リオ、マヤ、ミイヒ、マユカ、アヤカ、ニナによるガールズグループ。

“世界で活躍できるガールズグループ”を発掘・育成するグローバル・オーディション「Nizi Project」で、応募総数10231人の中から選ばれ、2020年12月に「Step and step」でデビューを果たします。

2020年年のNHK紅白歌合戦に初出場し、3年連続で出場。2022年には東京ドームと京セラドーム大阪で、初のドーム公演を開催。最近では約18万5,000人を動員した日本8都市、計17公演の単独ツアーも成功させるなど、人気の高さを証明しています。

昨年5月には、韓国ソウルで行われた音楽イベントに出演し、韓国で初のパフォーマンスを飾りました。

そんな中、デビューから約3年で待望の韓国デビューが決まり、ファンは歓喜の声を上げています。

しかし、日本国内ではあまりニュースになっていないようで、人気は失速したのかという見方もあるようです。

そこで、今回は韓国での人気や知名度を調べて、NiziUは韓国で成功するのか?について調べてみました。

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2023年10月30日 NiziU韓国デビュー決定

韓国デビューの曲のタイトルは?

シングルアルバム「Press Play」タイトル曲「HEARTRIS」

2023年10月30日、NiziUが、韓国でデビューシングル「Press Play」を発売し、タイトル曲「HEARTRIS」のミュージックビデオを公開。韓国で正式デビューを果たしました。

韓国デビュー曲のコンセプトは「テトリス」!

タイトル曲「HEARTRIS」は、英単語「HEART」と「TETRIS」を組み合わせ「お互いに異なる君と私が出会って完璧な相乗効果を出す姿」をテトリスに例えた曲です。

NiziUのハツラツとした魅力を倍増させるダンスジャンルの楽曲で、J.Y. Park(パク・ジニョン)氏が作詞を担当しました。

デビュー曲「HEARTRIS」は片想いの気持ちをテトリスに重ねて面白く表現していて、コンセプトの目の目の付け所が面白いですね。

日本ではここ数年「平成レトロブーム」が若者の間で起きていますが、韓国はそれに先行して2018年から「ニュートロ」という大ブームが起きているそうです。

韓国でのそれは「Z世代が自分たちの生まれる前、20年以上前に流行って、ネットであまり情報を探せないものを今風に復刻させる」というものらしいです。

この「テトリス」もレトロ感があって、まさに両国のトレンドにピッタリですね。

さらにZ世代だけではなくリアルタイムでそれを体験した40代、50代も懐かしく感じ、楽しめるので、NiziUの楽曲はファン層を広げる効果もありそうです。

韓国デビュー曲の成功のカギは「かわいい」

Coolでカッコいいライン全盛のK-POPグループ。

そこに「かわいくて面白い系」のNiziUが参入したら、この潮流を変えられるのでしょうか?

もし、それが実現したら韓国デビューは大成功です。

そもそもNiziUは「かわいい」を意識した演出が特徴的です。NiziUはデビュー当初から、そうしたK-POPにおける大胆なセクシーさや大人っぽさはあまり感じさせません。 韓国の女の子にはこういったかわいいアイドルが受け入れられ、彼女たちのかわいいメイクや仕草が好意的に捉えられるようです。

NiziUが韓国の若い世代にどう受け止められるのか、見ものです!

韓国でのNiziUの人気や知名度は?

10月2日に韓国デビューが発表された翌日、地上波「SBS」が「パク・ジニョン(J.Y. Park)の日本ガールズグループNiziU、日本を席巻し韓国へ来る」と報じました。

「9人のメンバー全員が日本人です。正式デビュー前から『Make You Happy』というアルバムでオリコンチャートやビルボードジャパンなどの現地チャートのトップに立ち、最近では日本の8都市ツアーコンサートで18万人以上の観客を集めました」

日本では2020年にデビューした後、1ヶ月以内で紅白歌合戦初出場を果たすというロケットスタートを見せ、その後も安定した人気を誇っていますが、韓国では「低い認知度」からのスタートとなるようです。

地上波での報道は少なく、このニュースの再生回数は11万回。

日本の大スターが鳴り物入りで韓国へという盛り上がりを感じさせるものではなかったようです。

Tomoちん
Tomoちん

NiziUの韓国デビューの船出は厳しいものになりそうですね。

NiziUの韓国でのデビュー前の認知度について、韓国・東国大学メディアコミュニケーション学科講師で韓国メディア「OSEN」元記者でもあるパク・サンヒョン氏は下記のように説明しています。

単に知られていない、ということです。日本への対立感情からどうこう、というのは今の韓国ではあまりないと思います。なぜなら日本でも韓国人のみのグループが活動してきたわけですから。知られていない理由は、韓国では日本で話題になったオーディション番組『Nizi Project』の放映がなかったからです。韓国でNiziUの存在を知っているとすれば、何らかの方法で番組を見たか、2022年5月の彼女たちの韓国初公演となった『KCON 2022 Premiere』で存在を知った人でしょう。私の場合は…教えている学生がメンバーと幼馴染だというので詳しく調べて、番組も全て見ました」

Tomoちん
Tomoちん

NiziUのデビュー前にして、日本で人気に火がついたのはオーディション番組がきっかけでした。挫折、苦悩、成長などメンバーの頑張る様子に視聴者は共感して、応援して、ファンになっていきます。
韓国でもオーディションが放映されていたら、韓国デビューの盛り上がりの様子もまた違ったかもしれませんね。

NiziUを知る韓国人が関心を持つメンバーは誰?

韓国では、アヤカ、マヤ、ニナ、リマ の4人への関心度が高いようです。

特に、アヤカの人気が非常に高いんです!

韓国デビュー後、メディアなどにも露出が増え、知名度が上がってくるにつれてどう変わっていくのか。

この点も興味深いですね!

NiziU韓国デビューまでの道のり

全員日本人のK-POPグループが韓国でデビューするのは史上初。しかも日本でのデビューは新型コロナウィルスのパンデミックの真っ只中。

韓国デビューまで思ったよりも時間がかかったのには、様々な葛藤、苦悩があったことでしょう。

この点、韓国においてメンバーから直接の言葉が語られたことはありません。ただその背景を窺い知れるやりとりがKBS音楽&トーク番組「リムジンバス」の中で垣間見られます。

2020年12月の日本デビュー以降、パンデミックを過ごした思いをこう語っている。

「多く応援してくださっているのは知っていたのですが、それを実際に感じることができずに、傷つきました。ファンのみなさんに早くお会いしたいのに、それもできず…」

9人のメンバーでパンデミックを耐え抜いて、まさに待望の韓国デビューとなりました。

韓国デビューについての心配事は?

9人全員が日本人で韓国人メンバーが1人もいない。1人はネイティブスピーカーが必要?

確かにこれまでのK-POPグループは、メンバーの中に日本人を1人入れたり、タイ人を1人、英語が得意なメンバーを入れたりして、その国に行った際、インタビューはリード出来るようにし、また親しみやすくコミュニケーションを取るという手法を取ってきました。

今でも語学の習得はヴォーカルやダンスと同じくらいに重要なものだと見られています。

ただし、単に語学がペラペラだからと言って人気が出たり、CDの売上が上がったり、そんな単純な話ではないようです。

やはり、大事なことは…

『韓国語をいかに上手く話すか』よりも、韓国語でどれだけ親しく韓国の人々とコミュニケーションを取ることができるか。

ここがキーポイントになりそうです。

NiziUのプロフィール

《NiziU(朝:니쥬)のプロフィール》

グループ名の由来:
Nizi Projectの「Nizi(虹)」と、メンバーやファンを表す「U」に由来し「Need you」という意味を含んでいる。

ファンクラブ名&ファンの総称:「WithU」

日本の9人組ガールズグループでオーディションプロジェクト「Nizi Project」から誕生。

2020年12月2日:
1stシングル『Step and a step』をリリースし、正式にメジャーデビュー。

2023年10月30日:
1stシングル『Press Play』をリリースし、韓国デビュー。

プレデビュー曲「Make you happy」から最新作「COCONUT」まで、多数の作品でオリコン、ビルボードジャパンなど日本の主要チャートで首位を席巻。

NiziUのメンバー

Tomoちん
Tomoちん

メンバーみんな、韓国語が上手いですね!
しかも話し方がキュートです。
韓国デビューは時間がかかりましたが、多忙なスケジュールの中、語学の勉強もコツコツしていたことが分かり、メンバーの努力が結んで…本当に良かったと感動してしました。

まとめ

韓国での知名度はまだまだ低いNiziUです。

ですが、NiziUらしい「かわいい」パフォーマンスを発信していかに、韓国の固定ファン層を獲得していくか。

そこがテーマになりそうです。満を持しての韓国デビュー、今後のNiziUの活動にますます注目です!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。