川栄李奈さん主演ドラマ「となりのナースエイド」の第6話で水野美紀さんの息子(片岡照希 )役として出演した兵頭功海(ひょうどう かつみ)さん。
また鈴木亮平さん主演のドラマ「下剋上球児」では、高校球児でピッチャー役を演じていました。
調べてみると、兵頭功海さんは高校時代、野球の腕はプロ並みで、大学からスカウトの声もあったようです。将来はプロ野球選手を目指すのかと思いきや、野球は高校時代でスパッと辞めてしまいました。
今回は、兵頭功海さんがなぜ野球を辞めて俳優の道に進んだのか、その理由について調べてみました。
兵頭功海の出身高校は野球の強豪校
兵頭功海さんは高校時代までは野球に打ち込んでおり、本気で甲子園出場を目指し、将来はプロ野球選手を目指していました。
出身大学:不明(中退)
出身高校:福岡工業大学附属城東高校
兵頭功海さんの出身高校は、私立の共学校の福岡工業大学附属城東高校です。
同校は1958年開校で福岡工業大学の系列の私立高校で、部活動が盛んなことで知られています。その中でも特に硬式野球部は県内では強豪です。
同校を卒業した有名人25人のうち14人がプロ野球選手でした!
まさに野球の強豪校ならではですね。
【福岡工業大学附属城東高校の主な卒業生】
谷亮子さん(柔道オリンピック金メダリスト)
松井一郎さん(元大阪維新の会幹事長)
なかやまきんに君(お笑い芸人)
野球は小学校4年で始めてから、ずっとピッチャーだったという兵頭功海さん。
高校時代は硬式野球部に在籍し、ポジションはピッチャーで、部活動に励む毎日でした。
高校時代は今と比べて体重は10kgほど重く、日焼けもしていて、髪型は丸刈りで、今とは全然違う容姿だったようです。
まさに野球少年といった風貌ですが、当時からスラッとした高身長でスタイルが良いのは変わらないですね。
野球部の練習は非常に厳しかったそうです。
「高校の時に野球部だったんですけど、すごい厳しくて…。携帯所持禁止とか、帰り道にコンビニ寄るのも禁止だったんです。でもどうしてもコンビニのチキンが食べたくて。おなか空きすぎて駅のコンビニでチキンを買って食べてしまったんですけど、それがバレてしまって…。謹慎を受けて練習に1週間参加できなくて、ずっと草むしりをしていました。」
Yahoo News
高校時代、野球に一生懸命に打ち込んだ経験は、俳優になった現在、様々な場面で生かされていくのではないでしょうか。
兵頭功海はなぜ野球を辞めた?
兵頭功海さんは高校3年間、野球一筋で、甲子園出場やプロの世界を志していました。
朝から晩まで苦しく厳しい練習の中でも、大会に出場した際に全校生徒が応援に来てくれることが、何よりも嬉しく充実感を味わえる瞬間だったようです。全校生徒に応援される大注目の中で、活躍できたら、苦しい練習も一時吹っ飛びますよね。
高校3年の最後の大会では、福岡県で準優勝を果たしました。
強豪校のエースとして結果も残し、特待生として大学から声もかかり、野球人生は順風満帆のように見えますが、兵頭功海さんは高校卒業後は野球を続けるか続けないのかかなり悩んだそうです。
一体、どうしてでしょうか。
最後の大会は、兵頭功海さんはマウンドに立つことができなかったのです。
「ただ最後の大会で自分は投げることができなかった。監督にも期待されていたにもかかわらず、大会の前に投げるのが怖くなってしまって、いくら練習しても自分が思うように投げられなくて。練習試合でも手が震えてしまうくらい。もし最後の大会で投げることができたら、大学でも野球をしていたと思いますので、自分としてはそこが人生の分岐点でもあったのかな」
MANTANWEB編集部
怪我が原因でイップスのような状態に陥ってしまったという苦い経験をもつ兵頭功海さん。
あと少しで甲子園への切符に王手をかけ、プロ野球選手という道も見えていたものの、現実ではもがき、苦しい経験を経て、新たな選択肢へと方向転換をします。
俳優としてデビューして数年後にドラマ「下剋上球児」の中で投手役の生徒を演じることになる兵頭功海さん。
最初は野球が上手くなかったものの、先発登板するほどの実力をつけた好投を見せています。高校卒業後は大学に特待生として進学し、社会人野球チームの選手として野球を続けているという人物を演じました。
まるで、現実社会の兵頭功海さんの選択しなかった人生を見ているようで、感慨深いものがありますね。
兵頭は「間違いなく僕の人生を変えてくれた作品になっています」としみじみ述べ、「僕が高校3年までやってきた野球が、ここまでお仕事に活かせたことはなかったし、日曜劇場といえば、俳優からしたら憧れのドラマ枠。しかも高校生のとき目指していた甲子園を題材にした話。僕がやってきたことが繋がり、これからの僕を少し変えてくれる作品になったと思います」と強い視線で語る。
マイナビニュース
兵頭功海が俳優の道に進んだキッカケは
兵頭功海さんは高校卒業と同時に野球を潔くスパッと諦めて、演技の世界に飛び込むことを決意します。
小学校卒業の頃、「テレビに出ること」を夢見ていたそうです。
野球に夢中になっている頃は、“プロ野球選手として”テレビに出るという意味合いだったようですが、野球を諦めた何の宛もないまま、身一つで上京しました。
上京するキッカケは?
「母親から自立するためにも東京に出て、もまれて来いと言われた」からだそうです。
「東京なら歩いていてスカウトされるかもしれないし、オーディションを受ける機会も増えるだろうし、とりあえず東京に出ないと始まらないなって、スパッと野球をやめ、その気持ち一つで出てきた」と当時のことを語る兵頭功海さん。かなりの冒険家というべきか…、無計画というべきか…、大胆さと思い切りの良さは間違いないですね!
2018年、「NEW CINEMA PROJECT」オーディションの出演者部門でグランプリを受賞し、映画「五億円のじんせい」に出演する権利を獲得します。
その後、AbemaTVの人気企画「恋愛ドラマな恋がしたい2」に抜擢されたり、『リュウソウジャー』のオーディションに合格し、カナロ役を演じました。
兵頭功海のプロフィール
兵頭 功海(ひょうどう かつみ) | |
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生年月日 | 1998年4月15日(25歳) |
出生地 | 福岡県 |
身長 | 185cm |
血液型 | B型 |
職業 | 俳優 |
活動期間 | 2018年‐ |
ニックネーム | かつ |
特技 | 野球・歌・ギター・水泳 |
主な作品 | |
テレビドラマ 「騎士竜戦隊リュウソウジャー」「下剋上球児」 |
まとめ
今回は、兵頭功海さんがなぜ野球を辞めて俳優の道に進んだのか、その理由について調べてみました。
小学生から約10年間続けてきた野球は、順調に実力もつけて将来プロを目指せるくらいの腕前だったようですが、高校を最後の試合では、投球が出来なくなってしまいました。
このことがキッカケで高校卒業を機に、野球はスパッと諦め、俳優の道に進みました。
思い立ったが吉日タイプで、何の宛もなく身1つで福岡から東京に上京しましたが、持ち前のガッツや運、そして元来持つ華やかさやスタイルの良さで、オーディションに合格していきます。
ViVi「月刊国宝級イケメン」に選ばれるなど、これからますます女性の熱い視線が注がれそうですね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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